fc2ブログ

パーカー弦楽四重奏団のクルターグとドヴォルザーク「Six moments musicaux | Officium breve | String Quintet Op. 97」



Six moments musicaux | Officium breve | String Quintet Op. 97
(Parker Quartet)
2002年創設で米ボストンを中心に活動するパーカー弦楽四重奏団がECMからリリースするアルバムです。メンバーはアジア系が多い様です。

今更ジェルジ・クルターグ(György Kurtág, b. 1926)の紹介も不要でしょうが、なんと95歳になります。そしてそのクルタークの1.はパーカー4が得意とするレパートリーだそうです。

なぜクルターグ(1, 3)の二曲の間にドヴォルザーク(2)が挟まれているのか? よく分かりませんが、ドヴォルザークの曲は米国で作曲されたそうです。そして弦楽の五重奏(ビオラ五重奏曲)なのでvaにキム・カシュカシャン(Kim Kashkashian)が入りますが、かつてグループのメンターでありクルターグとのリレーションもあるそうです。その辺りがキーなのかもしれませんが…



 ▶️ 現代音楽の楽しみ方  ▶️ 現代音楽CD(作曲家別)一覧





pqkkgkad.jpg
 amazon CD 


1. Six moments musicaux, Op. 44 (2005)
楽曲は調性を残しながら出し入れを強く構成した弦楽四重奏曲です。もう少し調性が薄いとアルディッティあたりが得意としそうな感じです。
パーカー4は幽幻な色付けを強調、特に静音パートでの存在感を上手くこなしている印象です。

 ★試しにYouTubeで観てみる?
  こちらの方が幽幻キレキレの演奏です
  パーカー4の静音パートはやっぱり独特です



2. String Quintet in E-Flat Major, Op. 97 (1893)
ドヴォルザークです。主題・動機が明瞭なロマン派音楽です。それ以上でもそれ以下でもありません。ちょっと面白いのは処々モード風な東洋和声が出てくる事でしょうか。特に大きくヴィオラ(らしい音色)が強調される印象はありません。


3. Officium breve in memoriam Andreae Szervánszky, Op. 28 (1988/89)
細切れ15パートの楽曲です。ここでもパーカー4は静音パートで技量を見せます。情景をイメージさせる様な、形を脳裏に作り上げる様な、そんな感じです。そういう意味ではクルターグの曲はフィットしているのがわかります。ここでも幽幻ベースで静音を主に強音との出し入れを強く構成していますから。



クルターグの二曲は今の時代のクラシック室内楽で、小ホールでのコンサートなら確実に受けそうです。でも残念ながらドヴォルザークの存在で全てが折衷的印象になってしまいました。…駄耳なので残念ながらそう聴こえてしまいます。

パーカー4は静音パートでの音の作り方が上手くとても表情豊かです。まぁECMがリリースするのですから、方向性としてはこれなのでしょうw




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kokoton

by kokoton

amazonのバナーが機能停止となり記事のCD画像が消えました😂
マーラー関連から随時画像挿入予定ですが時間を要するかと

 amazon 検索  


カレンダー
01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -
ようこそ
カテゴリ
ありがとうございます