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エッシェンバッハの「ウェーバー作品集 "魔弾の射手"他」プロハスカが歌うアリアも



カール・マリア・フォン・ウェーバー
(Carl Maria von Weber, 1786-1826)
初期のドイツ・ロマン派を代表する音楽家で、オペラ「魔弾の射手」で知られるウェーバーですね。私もそれ以上の事は知りませんでした。世代的にはベートーヴェンの16年後、シューベルトの11年前という時代に生まれ活動していたという事になります。



ウェーバー 作品集
(クリストフ・エッシェンバッハ指揮, ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団)
ベルリン・コンツェルトハウス200周年記念リリースだそうです。ウェーバーが選ばれたのは「魔弾の射手」が創設(1821年5月)の翌月6月に初演されるなど縁(ゆかり)があるからとの事。

オペラ序曲が三曲、アリアを二曲、ピアノ小協奏曲の計6曲構成になっています。今注目のアンナ・プロハスカ(Anna Prohaska, sop)が「魔弾の射手」エンヒェンの二つのアリアを歌うのも楽しみですね。タクトはもちろん2019年から音楽監督を務めるエッシェンバッハです。







1. 歌劇 "リューベツァール" 序曲 (1804)
演奏会ver.の "Beherrscher der Geister" (精霊の支配者)です。ABAC的な構成??
冒頭のアレグロ的な入りはブルックナーを思わせます、年代的には逆ですが。第一トリオ?はアンダンテ風の優美さで、第二トリオはワーグナーの祝典音楽風です。確かにロマン派の色合いをしっかり感じますね。


2. ピアノと管弦楽のための小協奏曲 (1821)
「魔弾の射手」初演の日に完成させたという曲で、この曲の初演も行われたそうです。
美しい緩徐主体のピアノ協奏曲で、パウゼから後半はスケルツォ風の軽妙な流れから行進曲風になります。pfは長い上昇音階・下降音階が特徴的ですね。ファストな旋律はそれなりに速弾きを要求しています。後半の方が圧倒的に面白いですね。
pfはマルティン・ヘルムヒェン(Martin Helmchen)です。


3. 歌劇 "魔弾の射手" 序曲 (1821)
一番聴かれている曲でしょう。どこかタンホイザーを思わせる感じがありますね。(年代はもちろん逆です) その後の激情な流れの繋がり方や主題・動機の組合せなどは、ワーグナーを思わせるかもしれません。


4. 歌劇 "魔弾の射手" 第三幕 エンヒェンのアリア
アリア"Einst träumte meiner sel'gen Base" (死んだ私の従姉妹が見た夢)ですね。
緊迫感あるvnからプロハスカがすぐに登場。少しMez的な印象を残しながら神経質な歌声を聴かせます。アガーテの夢に反応する歌だったでしょうか? プロハスカが得意とするコロラトゥーラが歌われますね。


5. 歌劇 "魔弾の射手" 第二幕 エンヒェンのアリア
アリア"Kommt ein schlanker Bursch gegangen" (凛々しい若者が来る時)です。
優美な楽曲で舞踏曲風ですね。プロハスカも軽妙に歌い表情が豊かです。ちょっとモーツァルトの色を感じるかも。


6. 歌劇 "オベロン" 序曲 (1826)
冒頭はパルジファル風?w すぐに祝典風な音色になるのもワーグナーを感じるかもしれません。続くアレグロはモーツァルト的で、緩徐は再びワーグナー??ww どうしてもインプリンティングされたものがあるので、そんな事ばかりでインプレになりませんね。(少なくとも何処を聴いてもマーラーは出て来ないのも事実ですが)


 ★試しにYouTubeで観てみる?
  Alpha Classics の公式PVです




モーツァルト感を残したワーグナーと言った印象でしょうか。色々書かれている様に、確かにこの流れの先にワーグナーの楽劇があるのを感じるかもしれません。

ストーリー性や標題音楽性の強さがあって、少し聴いてみたくなりました。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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