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アンナ・クライン(Anna Clyne) の「Mythologies, 神話集」と言う米現代音楽



アンナ・クライン (Anna Clyne, b.1980)
米在住のイギリス人女性現代音楽家で、室内楽・管弦楽、そしてエレクトロ・アコースティックを得意としているそうです。個人的にはエレクトロニクスを使っている印象がありません。まさかPAでのリバーブ等の操作では無いとは思いますが。

このブログ的に興味あるのは、ジュリア・ウルフに師事してBang On a Canとのコラボもあると言う方向性ですね。(インプレ済みです)
米オケの在籍作曲家を重ねているキャリアから想定できるスタンスとギャップも感じますが。


 ▶️ 現代音楽の楽しみ方  ▶️ 現代音楽CD(作曲家別)一覧


Mythologies BBC交響楽団
BBCラジオ3 Live音源の管弦楽集で指揮者が色々です。1. マリン・オールソップ、4. アンドルー・リットン、5. アンドレ・デ・リッダー、になります。

2. 3. は現在のBBC響の主席指揮者のカリ・オラモがですが、BBCはプロムスなどで カリ・オラモと呼んでいますね。







1. Masquerade (2013)
空を飛んでいる様な、空中を舞っている様な、連続したグリッサンド中心のメリハリの強い流れです。もちろん調性で、中盤過ぎに短い中間部(トリオ)の様な変化点も置いてあります。

 ★試しにYouTubeで聴いてみる?
  本CDの音にスコア付きです



2. This Midnight Hour (2015)
勇壮な弦楽から入って、速いテンポの流れを作ります。ドラスティックなフィルム・ミュージック的変化で表情豊かです。


3. The Seamstress (2014)
ヴァイオリン協奏曲です。1. 2.と違って哀愁感の入りで、冒頭からソロvnが感情を強めに奏でます。静的なパートも神秘的な印象を作って、voiceの呟きが効果的ですね。21'の中にはスロー・ファスト、強・弱、緊迫・幽玄、と言った変化全てが明確に並べられています。ソロvnも終始しっかり鳴らしていますね。

vnはジェニファー・コー(Jennifer Koh)、voiceはアイリーン・バックリー(Irene Buckley)で、アイルランドの詩人ウィリアム・バトラー・イェイツ(William Butler Yeats)のTextを元にしています。


4. Night Ferry (2012)
2.の勇壮さに1.の弦グリッサンドを入れた様な流れになっています。勿論それは導入部で、その後は表現豊かに変化させているのは同じです。フィルムのシーン切替的ですね。


5. rewind (2005)
重厚、ハイテンポ、トリル・トレモロの激しさとメリハリです。典型的 'ドン・シャン' サウンドですね。



劇的な流れと変化でわかり易く表情豊かなフィルム・ミュージック風ですね。ディズニー映画を思い浮かべる様な。

印象の勘違いもあって、この路線でしたっけ!?、って言う感じでした。好みは別として今の米現代音楽の一つの流れですね。確かにグラミー賞路線かも。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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