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『マーラー 交響曲 第6番 "悲劇的"』 «ネット配信» キリル・ペトレンコ指揮/ベルリンフィル 2020年1月25日

COVID-19が猛威をみせ始めた本年(2020)1月、ベルリンフィル(BPO)/首席指揮者のマーラー6です。


キリル・ペトレンコ指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

(Kirill Petrenko | Berliner Philharmoniker)
2019年に首席指揮者・芸術監督 就任後ペトレンコ/BPO 初のマーラーがこの第6番でした。ちなみに前任者のサイモン・ラトルはBPO初タクト(就任前)と退任時ラストがマーラー6でしたね。(次のペトレンコ/BPOのマーラーは、2021-5/15の第9番です)
BPOのwebサイト、"デジタル・コンサートホール"からの配信です。


▶️ BPO Digital Concert Hall (会員サイト)





«ネット配信»
マーラー 交響曲 第6番 "悲劇的"

Mahler6-PetrenkoBPO-25Jan2020.jpg

[Live at Berliner Philharmonie, 25 Jan. 2020]


第一楽章
第一主題は落ち着いて低重心、木管コラールを静に アルマの主題は華やかですが加飾を避けた流れです。展開部第一主題は切れ味を増して、第二主題からの変奏スローは牧歌的で神秘的ですが流れは標準仕様。再現部もまさに一楽章再現、コーダも葬送は程々に鎮めて第二主題変奏とのコントラストを明確にしています。

第二楽章
アンダンテでした。#1vnの構えでタクト前からわかりましたね。主要主題はスローで柔らかく優美、第一トリオのコーラングレの哀愁も程よく、中間部(第二トリオ)も緩やかに明るさを奏でます。ラストの第一トリオからの山場は哀しみを大きく鳴らしましたが、全体は抑えたスロー静美のアンダンテでしたね。

第三楽章
スケルツォ主題は揃いの良い音でやや速め歯切れ良く、トリオのobは優美にメヌエットします。教科書的流れから、木管動機もややスロー気味ですが自然に入って違和感はありません。最後の主部回帰は力を込めますが標準的です。

第四楽章
個性の強い序奏は鐘の音が不自然で変ですが、アレグロ・エネルジコからはキッチリと締まりある行進です。パッセージも落ち着いて主題と絡むと、第二主題は約束通りの軽妙さ。展開部第二主題後半を大きく奏でて、通常より大きいハンマーからの行進曲は切れ味です。見せ場は再現部に訪れましたね。第一主題が出ると気持ち良く鳴らして、騎行は速め力感の素晴らしさ!! "初めからこれなら良かったのにねェ" と言った感じです。


完成度がハイレベルな標準仕様のマーラー6です。流石は一体感あるBPO、大ブラボーにスタンディングオベーションでした。

個人的には 光る個性とか、LIVEならではの怒涛の6番が聴きたかったですね。それを感じた最終楽章以外はセッションの様でした。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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