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2019英国ロイヤル・オペラ公演 ヴェルディの歌劇「運命の力」を NHKプレミアムシアターで観る

今回は見逃せない豪華布陣ですね。個人的にはこの顔ぶれならテジエのファンですが、それにしてもNHKさんはネトレプコ好きですね。


Opera Title | Composer
運命の力 ジュゼッペ・ヴェルディ
英国ロイヤル・オペラ・ハウス(Royal Opera House) 2018/19 Spring の最終公演ですね。今の時代は配役もさる事ながら"演出"が気になりますね。恥ずかしながらクリストフ・ロイ演出の印象がありませんので、イメージできないのが残念です。
ただこの作品の緩い展開と、第三幕第二場後半の無駄な流れはあまり好きになれません。

<出 演>
 ・ドン・カルロ(侯爵の息子):リュドヴィク・テジエ [Ludovic Tézier]
 ・レオノーラ(ドン・カルロの妹):アンナ・ネトレプコ [Anna Netrebko]
 ・ドン・アルヴァーロ(レオノーラの恋人):ヨナス・カウフマン [Jonas Kaufmann]
 ・グァルディアーノ神父:フェルッチョ・フルラネット [Ferruccio Furlanetto]
 ・カラトラーヴァ侯爵:ロバート・ロイド [Robert Lloyd]

<合 唱> 英国ロイヤル・オペラ合唱団
<管弦楽> 英国ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
<指 揮> アントニオ・パッパーノ [Antonio Pappano]
<演 出> クリストフ・ロイ [Christof Loy]


2019年3月24日,4月2・5日 英国ロイヤル・オペラ・ハウスでの収録です





(公式Trailerです)


演出
ロイの演出に目新しさはありませんでした。僅かに使ったプロジェクション・マッピングも今やスタンンダード、舞台・衣装にも特異性はありませんし、過激な表現もありません。
序曲でカルロとレオノーラの兄妹, そして父カラトラーヴァ侯爵の生い立ちを創りましたが、あまり意味を感じる事は出来ませんでした。


舞台・衣装
大枠の舞台道具は固定的で、衣装と合わせて適度な時代考証風になっています。アヴァンギャルドなモノが出現する事もありません。


配役
レオノーラのアンナ・ネトレプコは今やドラマティコ、朗々たるsopを響かせて楽しませてくれます。もちろん演技・表情ともですが、N.Y.で美味しいモノを食べ過ぎでしょうね。
男性陣、ドン・アルヴァーロのヨナス・カウフマンものびやかなテノールは流石で、トップスター二人の声量ある歌声はそれだけでも楽しませてくれます。重唱は言わずもがなでしょう。例によって涎を垂らしていましたがw
ドン・カルロ役のリュドヴィク・テジエが今回一番光りましたね。テノールの様な張りのあるバリトンは好みです。ちょっと憎まれ役はピッタリで堂々と演じるのが良いですね。カウフマンのテノールを飲み込む様な重唱は素晴らしかったです。
(3人の中ではカウフマンが少し元気がなかったでしょうか)


音楽
パッパーノは近年マーラーで良い録音を残していて注目なのですが、ここでもアゴーギクを適度に振っていて流れの良さを感じました。ただ少し引き気味で、もう少し前に出ても良かったかもしれません。



オペラの楽しみは演目か配役か。今回は後者、スター三人を楽しめるのがポイントでしょう。演出は前衛好きですが、このパターンならコンベンショナルで良かったかと。

個人的にはもちろんテジエに一票です。ネトレプコとカウフマンは、観る前から想像出来る範疇ですねw




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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