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ギヨーム・コネソン(Guillaume Connesson)の管弦楽作品集「死者の書, Pour sortir au jour」は派手なマニエリスム音楽ですね



Composer
ギヨーム・コネソン
(Guillaume Connesson, 1970/5/5 - )
フランスの現代音楽家で、フランス国内の音楽院で学んでいますね。影響を受けた音楽家はフランス・ドイツ・ロシアから米の前衛や映画音楽、はたまたファンクまで上げている様ですが、以前インプレした"Lucifer"では、ストラヴィンスキーの音色を強く感じたのを覚えています。少なくともジェームズ・ブラウンの気配は感じられませんでしたねw

実は、先日トーマス・アデスを聴いた際に、ふと同じDGからリリースされている同年代のコネソンを思い出しました。個人的にはあまり使いませんがポスト・モダンと言う事になる様です。


Album Title | Player
Pour sortir au jour, 死者の書
ステファヌ・ドゥネーヴ指揮 (ブリュッセル・フィル)
管弦楽曲集になりますね。タイトル曲はフルート協奏曲で、BPOの首席フルート奏者のマチュー・デュフォー(Mathieu Dufour)が入ります。派手な楽風から言ってもオケ作品が合いそうですね。

"Lucifer=悪魔 (堕天使)"、"死者の書"といった???なタイトルやジャケットは近年のDG方向でしょうか。






Flammenschrift (2012年)
"風雲急を告げる"的な機能和声の管弦楽です。中間部で緩徐の流れを作りますが、反復も強く出し入れの強さがあってフィルム・ミュージック風です。これがコネソンですね。

 ★試しにYouTubeで観てみる?
  スラットキン指揮、デトロイト響のコンサートです


Pour sortir au jour (2014年)
  Concerto For Flute And Orchestra
5パートのコンチェルトです。民族和声を使った様な緩徐パートから入り、派手で急峻な流れに入り込んで行きます。もちろん音楽のバックボーンは反復で、そこにflの旋律が乗ってくる感じですね。派手なパートはどの曲も同じに聴こえてしまいますが、最終パートだけはバレエ音楽の様な面白さで楽しめました。(ストラヴィンスキーっぽい?!)
タイトルが付いているので当然ですが表題音楽の印象が強く、何らかの映像がバックに浮かぶ感じです。


E chiaro nella valle il fiume appare (2015年)
緩徐から入る曲ですが、前曲の類型性が強いですね。どの曲もオーケストレーションが似ていてみんな同じ曲に聴こえてしまいます。


Maslenitsa (2012年)
残念ながら駄耳の私には全部同じ曲に聴こえてしまい、楽しむのが難しいです。なんとか最後の曲になったと言う感じです。m(_ _)m



米国オケが委嘱しそうなドン・シャン的で派手なマニエリスムの今の時代のクラシック音楽なのでしょう。反復の強い映画音楽の様な調性音楽で、本来ならこのブログの守備範囲外かもしれません。

同年代現代音楽家のトーマス・アデスは調性の薄さを使うわけですが、コネソンは退屈な機能和声の音楽。その違いが歴然ですね。どちらに一票か?となれば、アデスですが。



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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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