[#20] ワーグナー「さまよえるオランダ人」1985年バイロイト を観る

やっちゃいけないパターンだったか。「ニーベルングの指輪」の全編を鑑賞して、次に同じワーグナーの「さまよえるオランダ人」。頭の中に指輪の素晴らしさが詰まっている中での鑑賞。
クプファー演出、バイロイト音楽祭、と条件が揃っているので見たのだが指輪の壮大さを味わった後ではなんとも中途半端な展開に感じてしまう。クプファーの演出も指輪ほどは効果を上げている様には感じられない。
オランダ人役のSimon Estesは悪くない。ちなみに、彼はヴォータンを演じた事も有る。
ゼンタ(Lisbeth Balslev)をパラノイア的に表現している演出は個人的には???な感じが残る。狂気を感じすぎて後味が良くないんだよなぁ。
ゼンタと狩人の恋人エリック(Robert Schunk)のシーンはワンパターン的で中だるみ。ここが一番足を引っ張った感じかな。
幕の終わりに一人エリックが残るのは、指輪のアルベルヒのパターンと同じ演出だな。初稿を採用しているので最後の救済は無い。ゼンタが窓から海に身を投じて悲劇で終わる。最終稿は、海に身を投じて貞節を証明したゼンタとオランダ人は神に召され救済される。
なんとか言いながらもオペラを鑑賞する楽しさは時間に変えがたい。
1985年、バイロイト祝祭劇場、約2時間15分。もちろん楽しめた事に違いは無い。さまよえるオランダ人

テーマ : オペラ
ジャンル : 音楽

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