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オスモ・ヴァンスカ(Osmo Vänskä)・ミネソタ管弦楽団 の「マーラー 交響曲 第1番」はまとまりの良さですね


マーラー交響曲 第1番
(オスモ・ヴァンスカ/ミネソタ管弦楽団)
ヴァンスカ/ミネソタ管のマーラーは過去, "第5番", "第6番" とインプレしています。
現在マーラー・サイクルの最中ですが、本ブログのターゲットの9番が出る前に1番を聴いてみましょう。もちろん「花の章, Blumine」も各楽章の表題もありません。第三稿四楽章版なので「巨人, Titan」のタイトルも不要ですね。




Osmo Vänskä
Minnesota Orchestra


第一楽章
序奏の下降動機で静かに入り、第一主題が穏やかな音色を紡ぎ、第二主題の絡みで華やかに広げます。第6番と同じく提示部反復。その後の展開部は静まって落ち着き、カッコー動機後hrの登場で明るさを広げます。一気に派手な山場を作って再現部はその流れから晴れやかに走って締めますね。第一楽章は心地良い流れです。


第二楽章
主部スケルツォ主題はリズミカルに主部は全体的に跳ねる様です。中間部レントラー主題は少し落ち着いて舞曲風にコントラストを付けていますね。短い主部回帰は一層華やかになって見晴らしがいいです。


第三楽章
有名な短調「グーチョキパーで何作ろ」の主要主題は弱音(ppに感じるくらい)からゆっくりと入ってきます。ob動機が加わると葬送の列の様な感じを与えますが、哀愁のある動機(トリオ)で色合いを変えてきます。中間部は静かな明るさを漂わせますが、主部回帰は変調とリズム変化をもう少し生かしても良かった感じがありますね。


第四楽章
第一主題は締まり良く、第二主題は少し鬱を見せる様な穏やかさになっています。もう少しコントラストがあっても良い様な感じもありますね。展開部は激しさを見せますがまとまり過ぎな気配です。再現部は表情変化は付けるのですが、コーダも含めてやはりきれいに始末を付けている感じが強いですね。



きれいにまとまった流れのマーラー1ですね。アゴーギクもディナーミクもほどほど。何か弾けたものがあれば生き生きとした感じが出た気がしますね。

前半は心地よく感じられるのですが、後半も同じ様なまとまり感で流れるとスパイスが欲しくなってしまします。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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