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サラ・ニューフェルド(Sarah Neufeld) の「The Ridge」は心地よいポップさでしょうか


サラ・ニューフェルド
(Sarah Neufeld, 1979/8/27 - )
ヴァイオリニストであり、作曲もこなすカナダの女性音楽家です。作曲よりも演奏の方が主なのでまだ現代音楽家という方向性がどこまでなのかは不明ですね。

興味を持ったのはその経歴です。ロックバンドの"Arcade Fire"のサポート・メンバー(ツアーやレコーディング)であり、その他グループ活動もしているそうです。B.バルトークやS.ライヒからの影響や電子音楽まで包括するそうですから、マルチなフュージョン系の現代音楽を期待しますね。


The Ridge
上記バックボーンからソロアルバム「Hero Brother」をリリースし、本作は2ndアルバムとなります。

今回は以下アーケイド・ファイアのメンバーを含むカルテット(弦x2, 打, 管)です。ポップならヴァイオリンとリリコンにリズムセクションですね。リリコンとシンセを考えると電子音楽的サウンドでしょうか。
 ・Sarah Neufeld [vilolin, voice, synth]
 ・Jeremy Gara [drums, synth]
 ・Colin Stetson [lyricon]
 ・Hans Bernhard [bass]






The Ridge
第一印象はシンセサイザーの"ミニマル"ですね。味付けはロック的リズムを刻むドラムでしょう。中盤からシンセがロングトーンの重厚さを被せてきますね。

 ★試しにYouTubeで聴いてみる?

We've Got A Lot
ドラムのリズムにvnの反復が乗ります。そこにヴォーカリーズと低音のシンセ音。ポップなヴォーカルナンバーですが、これと言った前衛性は感じられません。

They All Came Down
ただのポップ・ソングです。

The Glow
単純な旋律反復のポップスです。ディストーションしたシンセは絡みますが…

Chase The Bright and Burning
ドラムのリズムとミニマル、そしてヴォーカリーズのパターンですね。少し退屈かも…

A Long Awaited Scar
vnの反復ソロから発展する曲です。少し幽玄さを感じますが、それがバルトーク?!ですか。ロック色も加味されて来て初めて面白さがあります。

From Our Animal
ミニマルvnソロ曲ですが、何か超絶技巧性とかが欲しいです。

Where The Light Comes In
現代のサロンミュージックの様な心地よいvn曲です。シンセ等も入ってアンビエントな感じですね。



ロックをベースにした現代音楽かと思いきや、ミニマル基調のただのポップスと特徴的に薄いヴァイオリンでしたね。新しいものを探そうとするとこう言う事も起こります。仕方ありませんね。

"A Long Awaited Scar" の展開には面白さを感じました。



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テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽





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