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So Percussion で聴く ポール・ランスキー(Paul Lansky) の『Threads』は緩やかな陶酔感ですね


ポール・ランスキー
(Paul Lansky, 1944/6/18 - )
ニューヨークで活躍する米現代音楽家ですね。なんと言ってもコンピューター・ミュージックで知られるところでしょう。十二音技法と理論派のミルトン・バビット(Milton Babbitt)に師事しているのですが、バビットがシンセサイザーに傾倒している時代という事でしょうか。

ランスキーのコンピューター・ミュージックはハードウェアからアルゴリズム、そしてプログラム言語・ソフトウェアと全方位で絡みます。その辺りは、コンピューター・ミュージックをインプレする際にまた。

▶️ 現代音楽CD(作曲家別)一覧


Threads (2005年) by "So Percussion"
今回はそんなランスキーのパーカッション曲です。20世紀後半から手がけた器楽曲の中で一番初めにアプローチしたパーカッション曲の中でも、初期の作品になりますね。

演奏はお馴染み、こちらもニューヨークで活躍するSo Percussionです。今回は演奏家主体なのでBang On a Can(以下BOAC)のCantaloupe Musicレーベルからのリリースになります。(ランスキーの曲はBridgeレーベルからのリリースが多いですが)






1.Prelude - 2.Recitative - 3.Chorus - 4.Aria - 5.Recitative - 6.Chorus - 7.Aria - 8.Recitative - 9.Chorus - 10.Chorale Prelude

10の小曲で構成されているので、個別インプレはいらないと思います。鍵盤打楽器を中心にしたミニマル的な流れ、太鼓系の東南アジア風打楽器音楽の様な流れ、その二つで構成されていますね。前者は美しく優しい響きが主役で、後者は当然ながらリズム主役です。リズム主役ですが、曲によって勇壮さや細やかさと言った変化を付けています。

Executive ProducersにM.ゴードン、D.ラング、J.ウルフの名前がクレジットされています。という事でBOACの一環作品になるでしょうね。

 ★試しにYouTubeで観てみる?
  Lagan Percussionによる演奏です。打楽器使いの様子がよくわかりますね




どことなく東南アジアのリズムと和声を感じるパーカッション曲です。バックボーンのBOACの影響もあるのかもしれませんね。緩い陶酔感が支配して心地良い独特な非現実音世界です。

ミニマルと東南アジア和声の融合のBOACとランスキーのコラボ結果かもしれませんね。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。




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