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佐渡裕 / トーンキュンストラー管弦楽団 の『マーラー 交響曲 第5番』は、速めでクールな感じですね


佐渡裕 Yutaka Sado
(トーンキュンストラー管弦楽団, Tonkünstler-Orchester)
2015年から佐渡さんが首席指揮者を務める、ウィーンのトーンキュンストラー管を振ったマーラー5番です。佐渡さんのマーラー5はもう一枚、個性が光る2001年のシュツットガルト放送響がありますね。




マーラー 交響曲 第5番
(2019年3月16日 ハンブルク、エルプフィルハーモニー)



第一部
葬送行進曲のテンポはやや速めに、そして切れ味を感じます。第一トリオでは流れに乗って速めに進みますが、コントラストはほどほどですね。第二トリオも速めで哀愁感はクールです。第二楽章第一主題は速いです。第二主題では適度なテンポ設定の哀愁に感じますが気持ち速めでしょうか。キレはありますが速い流れの第一部ですね。

第二部
スケルツォ主題はやや重め、レントラー主題は優しくでも気持ち速め、第三主題も殊更には鎮めませんね。展開部・再現部では"間"をとっていて安心して聴ける良い流れになっていますね。個性は薄いですが。

第三部
アダージェットはやや暖色系で標準的なテンポからスローへ、トリオもクールです。第五楽章第一・第二主題の絡みは速めのテンポで軽快に登り、コデッタも流れに沿っていますね。展開部は興奮を避けながら山場を作り、再現部は切れ味を増して山場からコーダは華やかに鳴らしました。大ブラボーですね。



個々の楽章や各主題はきっちりと仕上げて、全体としてはクールなマーラー5です。やや速めの設定がそう感じさせるのかもしれませんね。

シュツットガルト放送響と比べると個性派からクール派に、といった感じでしょうか。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。




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