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『マーラー 交響曲 第5番』 «ネット配信» ダニエレ・ガッティ / シュターツカペレ・ドレスデン 2019年9月17日


ダニエレ・ガッティ, Daniele Gatti
シュターツカペレ・ドレスデン, Staatskapelle Dresden
2018年からローマ歌劇場の音楽監督を務めるガッティが、シュターツカペレ・ドレスデンを客演で振ったマーラー5ですね。ガッティはコンセルトヘボウでのスキャンダルが残念でしたが。MDR中部ドイツ放送ウェブサイトからの配信です。

▶️ こちら (賞味期限は短いと思いますので、お早めに)




マーラー 交響曲 第5番 «ネット配信»
(17 sep. 2019 LIVE aus der Semperoper Dresden)

20190917Gatti-Staatskapelle-Dresden-mahler5.jpg


第一部
葬送行進曲は緩やか、そこにアゴーギクを加えています。第一トリオも基本スローで激しさは避けて律儀な感じですね。回帰する葬送行進曲は更にスロー化して、第二トリオは美しい哀愁を奏でています。第二楽章第一主題はテンポは普通ですが揺さぶりの激しさは適度に、第二主題も第一楽章第二トリオの様に美しい哀愁ですね。展開部vcのパートはスロー静を強調、再現部の山場は不思議な揺さぶりで荒れて面白いです。

第二部
スケルツォ主題は穏やかに入りテンポアップしますが、hrが少し怪しげですw こうなるとまとまりが良くありません。レントラー主題は緩い揺さぶりが印象的ですが微妙なニュアンスかも。第三主題部もtp, hrが怪しく落ち着ません。展開部から再現部にかけても強音パートではテンポアップで激しさを付けて面白いのですが、演奏が持ち堪えてくれない感じです。ラストの激走も凄いです。

第三部
アダージェットでもアゴーギクを振ってきます。トリオでも揺さぶりをしっかり付けていますね。珍しいです。第五楽章の第一・第二主題の絡みは速めですが演奏に一体感が薄いです。コデッタは緩やか優美にまとめます。展開部も怪しげな管楽器が気になりながら進んでコデッタで大きくテンポを落とす変化球。山場は再現部も合わせて激走、コーダはスローから怒涛です。面白い再現部です!


スローベースに微妙な(奇妙な?)揺さぶりの個性派マーラー5です。その緩急揺さぶりがしっくり来ないのが残念です。原因の一つはオケの管楽器(tp, hr, 他)がイマイチだからかもしれません。

なんだか昨日のヴァイグレ/読響のコンサートと似た問題点の様な…w


CDではないので「マーラー第5番聴き比べ:175CD」には含めません。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。




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