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大野和士 / バルセロナ交響楽団 の「マーラー 交響曲 第5番」は…… 都響で聴きたいかも、ですね


大野和士 Kazushi Ono
Barcelona Symphony and Catalonia National Orchestra
2018-sept. rec.
大野さんが得意としそうなイメージですが、何故かあまりピンときませんね。録音は1996年に常任指揮者時代のザグレブ・フィルと残している様ですが。今回のリリースは2015年から音楽監督を務めるカタルーニャ国立バルセロナ響を振ったマーラー5です。(都響の音楽監督も同年からですね)
同楽団は二代前に大植英次さんが音楽監督(2006-2010)を務めていました。

マーラー 第5番 名盤珍盤 175CD 聴き比べ」にも追記予定です。






第一部
葬送行進曲は抑えを効かせて進み緩いアゴーギクで揺さぶりファンファーレを鳴らします。第一トリオの入りは不思議なリズム感を感じます。第二トリオでは繊細な哀愁からピークを奏でます。でも何かスッキリしません。
第二楽章第一主題は激しさそこそこ、第二主題で哀愁に落とします。展開部の第一主題や第二主題vcもどこか抜けの悪さがあります。再現部もテンポ設定にもっさり感がありますね。今ひとつスカッとしない第一部です。


第二部
スケルツォ主題はhrをメインに演奏の揃いが今ひとつに感じます。レントラー主題は弦楽器主体パートは普通ですが。続く主題変奏から第三主題も流れにまとまりが感じられません。展開部・再現部も同じですね。コーダも〆のhrが…


第三部
緩やかな暖色系の流れから山場も適度に、中間部は透明感ある流れを作ります。やや間延び感はありますが、クールで澄んだアダージェットですね。最終楽章、絡む第一・第二の二つの流れが落ち着きません。展開部から再現部も同様ですが山場は高らかに鳴らし挽回、コーダも大野さん好みに炸裂してアッチェレランドで駆け抜けました。最後の帳尻合わせは見事でした!



ラストは見事、でも演奏の見晴らしの良くないマーラー5です。流れにスカッとした抜けの良さがありません。指揮者のタクトにオケはいっぱいいっぱいの感じでした。ラストを上手く締めて印象挽回ですが。

こうなると、マーラーを得意とする都響との5番を大野さんに期待せずに要られませんね。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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