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ロマン派の香り付けした古典、シャルル・グノー(Charles Gounod)の『交響曲集:第一番・第二番』


シャルル・グノー
(Charles Gounod, 1818/6/17 - 1893/10/18)
ロマン派時代のフランス人作曲家で、このブログで聴くギリギリの年代です。年代的にはメンデルスゾーンやシューマンの約10年後、ワーグナーとブルックナーの間くらいで、仏音楽ですとフランクが年代がかぶります。古典派からロマン派に軸足がシフトする時代ですね。
仏現代音楽の源流ですと、この先約半世紀後のドビュッシーやサティを待つわけです。


SYMPHONIES
交響曲は二曲だけ完成させていますね。いずれも四楽章の古典をベースにしているので個人的なハードルはかなり高いです。とは言え、美しい流れはもしかしたら仏印象派に繋がるものがあるかもしれない、などと考えながら聴いてみたいと思います。

指揮は仏近代を得意とするヤン・パスカル・トルトゥリエ(Yan Pascal Tortelier)、そしてトルトゥリエが本年6月まで主席指揮を務めたアイスランド交響楽団ですね。(録音時は主席指揮者です)






交響曲第1番 ニ長調 (1855年)
I.Allegro moltoは軽妙軽快なテンポで処々に いかにもバロックから古典ならではの旋律も。II.Allegretto moderatoは文字通りアレグレットで、前楽章をモチーフに少し緩やかにした感じですね。III.Scherzo. Non troppo prestoはメヌエットで舞踏曲、スケルツォではありませんね。IV.Finale. Adagioも緩急を付けていますが基本は変化の少ない類型主題・動機と反復旋律基本ですから9'が長く感じますw
ロマン派ではなくバロックか古典ですね。時代が半世紀逆行しているみたいです。


交響曲第2番 変ホ長調 (1856年)
第一番と構成する主題や動機が多少異なるだけで、古典的な流れは変わりません。ただ、その中に明確なテンポの変化と主題の旋律に違いが感じられて、ロマン派的な印象が見出せますね。古典ながら第1番にあったバロック風味がロマン派風味に入替わった印象でしょうか。



バロック風古典の第1番、ロマン派風古典の第2番です。いずれも緩やかに優雅な古典で、ベルリオーズより15年も後の音楽と思うと不思議です。(今更グノーをインプレして言うのも恐縮ですし、15年後にブラームスではありますがw)



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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