美しきアンビエント:ジョン・ルーサー・アダムズ(John Luther Adams) の『Become Ocean』
ジョン・ルーサー・アダムズ
(John Luther Adams, 1953/1/23 - )
(John Luther Adams, 1953/1/23 - )
アメリカの現代音楽家ですが、ビッグネームの同じジョン・アダムズ(John Coolidge Adams, 1947/2/15 - )と間違えそうですよね。ちなみに後者のアダムズはミドルネームの"クーリッジ"を普通は付けませんね。
こちらのJ.アダムズはミニマルではなくでアンビエント系です。若い頃はロックバンドでドラムスだったそうで、学生時代には環境保護活動を経てアラスカに在住していました。その原風景からの環境音楽になるようです。活動ベースはTVや映画音楽を中心に、アコースティックから電子音楽までといかにも米現代音楽家的であり、このブログのメインの前衛とは縁がありません。
こちらのJ.アダムズはミニマルではなくでアンビエント系です。若い頃はロックバンドでドラムスだったそうで、学生時代には環境保護活動を経てアラスカに在住していました。その原風景からの環境音楽になるようです。活動ベースはTVや映画音楽を中心に、アコースティックから電子音楽までといかにも米現代音楽家的であり、このブログのメインの前衛とは縁がありません。
Become Ocean
ジョン・ルーサー・アダムズの代表作で、2014年のピューリッツァー賞(音楽部門)を受賞していますね。その翌年の受賞が超オススメ盤のJulia Wolfeの"Anthracite Fields"ですから落差が大きい気がします。
演奏はシアトル交響楽団(Seattle Symphony)で、指揮は音楽監督を務めるルドヴィック・モルロー(Ludovic Morlot)になります。
演奏はシアトル交響楽団(Seattle Symphony)で、指揮は音楽監督を務めるルドヴィック・モルロー(Ludovic Morlot)になります。
■ Become Ocean
タイトル曲一曲構成ですね。一言で括ればドローン系のアンビエントでしょう。聴いてもらった方が早いと思います ⬇️
★YouTubeで聴いてみる?
(全曲聴けちゃいますねw)
一部ミニマル傾向や多少の出し入れや強弱はありますが、緩く大きな潮の満ち引きの様なお馴染みの音楽でしょうかね。聴くというよりもループにしてかけておくのでしょう。方向性は明るく、暗く鎮む方向ではありません。
ちなみに2枚組ですが一枚はDVDで美しいアンビエントな写真入り。大きなモニターやTVをお持ちでセットアップが出来るなら映しておくと効果は倍増かもしれません。
★YouTubeで聴いてみる?
(全曲聴けちゃいますねw)
一部ミニマル傾向や多少の出し入れや強弱はありますが、緩く大きな潮の満ち引きの様なお馴染みの音楽でしょうかね。聴くというよりもループにしてかけておくのでしょう。方向性は明るく、暗く鎮む方向ではありません。
ちなみに2枚組ですが一枚はDVDで美しいアンビエントな写真入り。大きなモニターやTVをお持ちでセットアップが出来るなら映しておくと効果は倍増かもしれません。
静かに部屋でかけておく。そんな音楽ですよね、アンビエント系ですから。ボリュームの設定いかんで、BGMにも癒しにもなるでしょう。
本来なら一般的にいう"現代音楽"の範疇に入れるのは違うかもしれません…
本来なら一般的にいう"現代音楽"の範疇に入れるのは違うかもしれません…
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