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シルヴァン・カンブルラン/読響 のAltus新譜『マーラー 交響曲 第9番』を聴く


シルヴァン・カンブルラン Sylvain Cambreling
(読売日本交響楽団, Yomiuri Nippon Symphony Orchestra)
先月をもって読響の首席指揮者を退いたカンブルラン。昨年2018年4月20日のサントリーホールでのLive盤が発売されましたね。このコンサートは行ってきました。▶️ インプレです

正直なところそれほどの演奏では無かった気がしたのは私だけではなかった様でしたが、ミキシングとマスタリングの処理で録音(CD)ではどうなっているでしょう。極端なエラー以外はかなり調整幅はあるので気になりますね。(演奏エラーでさえ調整している事もある様ですが…)
本CDは4月発売でしたが、3月のカンブルランのコンサート会場では先行発売されていましたね。






第一楽章
序奏の管楽器が怪しげ、第一主題・第二主題もやや重めの流れで後半から反復で緊迫感を上げ第三主題で盛り上げますが、あまり特徴的ではありません。まとまりも今ひとつで、展開部も管楽器が冴えません。楽章全体の流れはスローをベースに陰鬱重めで悪くはないのですが。


第二楽章
主要主題は締まりよく、第一トリオは弾む様に、第二トリオでも管楽器が怪しい音を出しますねぇ。ややギクシャク気味で流れも個性に欠けますね。


第三楽章
主要主題はスローぎみで揃いが悪くもっさりとした感じで管楽器は怪しげ、副主題も同様です。驚きは中間部でテンポも落とさずスルッと通り抜けてしまいます。ただラストは荒れ気味なのが生きて激しさが決まりました。


第四楽章
主要主題は濃厚で暑苦しいアダージョ、第一エピソードは入りの低弦も怪しげw それ以外はスローパートは落ち着いています。山場が濃いめで疲れますが。第二エピソードは山場をガッツリ盛上げます。後半からはターン音型で鎮めてコーダへ向かいますが、ここは弦楽パートなので曲調通りですね。



なぜか落ち着かないマーラー9です。管楽器の怪しさ、ギクシャクした流れ、そういったものが強く感じられるにも関わらず一切遠慮のない演奏です。それが良さを見せるパートもあるのですが、全体としては一体感を感じられません。練習不足?!って言うこともないでしょうが、かなり残念な一枚になってしまいました

これが狙いならレアといえばレア(笑) コンサートの印象とほぼ変わらない結果でした。そう言えばカンブルランのコンサートで好みのマーラーに当たった事がありません。





テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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