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2019年3月24日 カンブルラン常任指揮者最終日 読響『ベルリオーズ:幻想交響曲・他』at 東京芸術劇場


今日はシルヴァン・カンブルランの最終日、桜も咲いた晴天の東京・池袋まで行ってきました。


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(カーテンコール後の撮影許可がありました)


今やまずコンサート機会以外では聴かないベートーヴェンなので『ピアノ協奏曲第3番』はポリーニ/アバド/BPOで予習して来ました。
『幻想交響曲』マエストロ曰く "何か新しい事を" と。10年前の読響客演は行っていませんし、残念ながらそのCDも未所有です。(耳タコの一曲ですが、CDなら最近はミュンシュ/パリ管の様なドンシャン演奏よりも、デュトワ/モントリオール管の様な繊細さと切れ味が好きですね。M.T.T./S.F.響よりもさらにクールで、ピリオドのインマゼールほど穏やかでもありません。コンサートだとメリハリが盛り上がりますが...)





歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲
エクトル・ベルリオーズ (Hector Berlioz, 1803-1869)

キョロキョロと表情を変える小曲ですね。緩やか和やかな印象で、まとまりは良いのですが今日の幕開けにしてはテンション低めの感じでしたね。


ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op. 37
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (Ludwig van Beethoven, 1770-1827)

まずはピアノのピエール=ロラン・エマール(Pierre-Laurent Aimard)ですが、ソフトな音色でアゴーギクの表情付けでした。
第一楽章は第一主題をスマートに、第二主題は古典優美は避けたゆったりとした流れでした。pfカデンツァではヴィルトゥオーゾらしさを見せてくれましたね。
第二楽章はpfの主題のスロー優美な音色と中間部の落差は小さく、コントラストがやや低い眠い流れを感じてしむいました。
第三楽章主要主題はpfとオケがマイルドに絡み合い、中間部でも表情変化は少なめでしたね。後半のトゥッティからパッセージ そしてコーダの見せ場も肩肘張らずにナチュラルにフィニッシュしました。
もっとメリハリを付けて来るかと思いましたが、柔らかいバランス感の前半でした。



幻想交響曲 Op. 14
エクトル・ベルリオーズ

見事なラスト二楽章と言っていいでしょうね。
「IV. 断頭台への行進」処刑場への行進曲は管楽器の鳴りと弦楽のマッチが良くカラフル華やかでした。最後断ち切られるイデー・フィクス前後の激しさもビシッと締まりました。(首が転がる音が聴こえないのは不思議でしたが)
「V. サバトの夜の夢」前半の魔女の宴では出し入れ強く、"怒りの日"は管弦打楽器一体でホールに響き渡りました。後半はまさに怒涛迫力の色彩音でフィニッシュまで駆け抜けました。
最終日ならではの一体感と盛上がりはやっぱりスペシャル、素晴らしい演奏になりました!!



前半は抑えめで心配しましたが、後半「幻想交響曲」は最終日のパワーが炸裂してコンサートならではの情熱と一体感の素晴らしい演奏になりました。ありがとう、シルヴァン!!でしたね。

読響も管楽器が特に華やかに鳴って曲を盛り立ててくれました。


アンコール
エマールがクルタークを持って来るのは予想していました。現代音楽を得意とする彼の旧知の間柄ですからね。(無調静的でオーディエンスは白けた様でしたが…)
カンブルランのアンコールはこちらですw


(当日は主催者よりカーテンコールからの撮影とSNS公開可の案内がありました)






テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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