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サイモン・ラトルで聴く、バーンスタインの『ワンダフル・タウン』の楽しさ!!


レナード・バーンスタイン
(Leonard Bernstein, 1918/8/25 - 1990/10/14)
今年はレニーことバーンスタインの生誕100周年で、楽曲や指揮作品が多くリリースされるのはとても喜ばしい事ですね。現役時代のカリスマ性が指揮者としては薄れていく反面、作曲家としての評価が進んで行くと思われる感じがしているこの頃です。今更ここで詳細の紹介は不要でしょうw

レニーファンなので『レナード・バーンスタイン生誕100周年記念限定盤/DG&DECCA録音全集(121CD+36DVD+1ブルーレイ・オーディオ)』も購入してしまいました。



Wonderful Town
バーンスタインの楽曲には二つの路線があって一つは「ウェストサイド物語 (1957年)」に代表されるミュージカル作品ですね。このワンダフル・タウンはその4年前の1953年作品です。

一つのポイントは、指揮のサイモン・ラトルですね。以前にも1999年と2002年にCDとDVDを残しています。このロンドン交響楽団(LondonSO)とのライヴは期待値が上がりましたね。来日公演も含めてラトルは今年になってバーンスタインをよく取り上げています。


あらすじ
オハイオの田舎からニューヨーク来たのは作家志望のルース(姉)と女優志望のアイリーン(妹)の、ドタバタと夢を掴む物語ですね。

■ 2人はグリニッジ・ヴィレッジのアパートに住み、ルースは出版編集者ベイカーに原稿を持ち込みますが相手にされません。
■ アイリーンはベイカーに心惹かれて夕飯に招待しディナーに。そこでルースはベイカーを怒らせてしまいます。
■ ブラジル海軍実習船の取材のルースは、一行とコンガを踊りながら街中を練り歩き、アイリーンが入ると騒ぎとなり警察に連行される羽目に。
■ 二人はアパートから出ていくよう通告されてしまいます。ベイカーの助けでその場をしのいだルースは、"オハイオ, Ohio" を偲んで(ベイカーへの思慕も)歌います。
■ 一方アイリーンは“ヴィレッジヴォーテックス”にステージに立つチャンスを得て、ステージの成功とアパート立ち退き取下げを願って "それが恋, It's love" を歌います。
■ 姉妹二人で歌う舞台は大成功。アイリーンのアンコールをバックにベイカーとルースの気持ちも寄り添います。






パートごとのインプレは今回ありません。

【楽曲】
間奏曲を挟んで二幕ですね。なぜかNo.7はありません。

1. 序曲, Overture
2. クリストファー・ストリート, Christopher Street
3. オハイオ, Ohio
4. コンカリング・ニューヨーク, Conquering New York
5. 100通りの抜け道, One Hundred Easy Ways to Lose a Man
6. 何という無駄, What a Waste
8. ちょっと恋して, A Little Bit in Love
9. パス・ザ・フットボール, Pass the Football
10. カンヴァセーション・ピース, Conversation Piece
11. もの静かな娘, A Quiet Girl
12. コンガ!, Conga!
 13. 間奏曲, Entr’acte
14. マイ・ダーリン・アイリーン, My Darlin’ Eileen
15. スウィング, Swing
16. 静かなできごと, Quiet Incidental
16a. 繰り返し:オハイオ, Ohio (Reprise)
17. それが恋, It’s Love
18. バレエ・アット・ヴィレッジ・ヴォーテックス, Ballet at the Village Vortex
19. 音の狂ったラヴタイム, The Wrong-Note Rag
19a. 繰り返し:それが恋, It’s Love (Reprise)
20. "ボーナストラック"

【出演】
ルース:ダニエル・ドゥ・ニース [Danielle de Niese]
アイリーン:アリーシャ・アンプレス [Alysha Umphress]
ベイカー:ネイサン・ガン [Nathan Gunn]


ミュージカルの楽しさいっぱいの一枚ですね。個人的にはかつてのMGMのミュージカル映画の多くの作品をも思い出しました。挟まれるセリフと歌で表現する物語はシンプルで明瞭、それが楽しさです
"オハイオ"の重唱や、アイリーンの"それが恋"、ボーナストラックにもなっている"コンガ!"は楽しさに溢れています。

サウンド的にはグレンミラーやドミードーシが脳裏をかすめる訳でベースがジャズにあるのはもちろんでしょう。その米国独特のサウンドは、現在でも米オケの委嘱を中心とした現代音楽家の一つの分野のベースになっている事は間違いありませんね。

このアルバムを聴くとバーンスタインの作曲家としての米国での影響力が見直されてしかるべきと感じますね。バーンスタイン生誕100周年を機に、一聴に値するアルバムだと思います。




♬ 現代音楽CD(作曲家別)一覧



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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。





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