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2018年9月1日 ストルゴーズ / 読響 の「シベリウス 交響曲 第2番」at パルテノン多摩

ストルゴーズのシベリウスを楽しみに「京王多摩センター」まで行ってきました。
ヨーン・ストルゴールズ(John Storgårds)のシベリウス交響曲全集が素晴らしい事は、交響曲第五・六・七番の聴き比べでインプレした通りです。


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第二番は優しい広がりのある方が本来は好みです。ベルグルンド(w/ヘルシンキ響)の様なですね。ストルゴーズ(w/BBCフィル)はそこにこの曲の特徴的なコントラスト、第一主題(主要主題)vs第二主題(トリオ)、主題と後の山場、を明確にして見晴らしが素晴らしいです
同方向性のヴァンスカ(w/ラハティ響)、更に山場の切れ味を加えたのがカラヤン、そして別次元の思い入れを加えたのがバーンスタインという印象です。
見事なバランスだったストルゴーズのシベ2は読響客演でどうだったでしょう。





秋の黄昏時
アルフレッド・ アレッサンドレスク (Alfred Alessandrescu, 1893-1959)

ルーマニアの近代音楽家でピアニストや指揮者でもあったアレッサンドレスクですが馴染みがありません。調性の弦楽曲で、ただただ美しいサロン・ミュージックでした。



ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
フレデリック・ショパン (Frédéric Chopin, 1810-1849)

事前にツィマーマン/ジュリーニで聴いてきました。
第一楽章の提示部各主題は重心低く入って来て、遅れて登場するピアノのクールな流れと対比させました。
第二楽章の緩徐は透明度の高い美しさのオケと、アゴーギクを振りながらも抑えめのpf。
第三楽章の民族音楽印象は薄く、オケとpfも掛け合いと言うほどの絡みはなくラストのピアノも流す感じでしたね。
オケは重厚速め、小山実稚恵さんのpfはアゴーギクをクールに配した演奏でした。とは言え、両者ほどほど。そんな感じでしょうか。




交響曲 第2番 ニ長調 Op.43
ジャン・シベリウス (Jean Sibelius, 1865-1957)

第一楽章、象徴的な第一主題とエレジーを厚く入ったので驚きました。山場も大きな流れになりました。
第二楽章も主要主題を陰鬱よりも重厚に、金管コラールは鳴りよく響かせてきましたね。
第三楽章は特徴的なスケルツォですがトリオの初めだけ抑えますが主題他全体は重厚です。ラストを大きく盛り上げてアタッカで入る第四楽章冒頭に繋げました。最終楽章は冒頭から抑えずに続く山場を華々しく、コーダは気持ちよい金管が雄大見事に鳴り響きました。
初めはクドさも感じた厚みが、最後には雄大さに見事結実。CDを上回るちょっと感動的な新しいシベリウス第2番に立ち会えました。




通して壮大なストルゴーズのシベリウス第2番は本当に素晴らしかったですね。コンサートならではの一体感も見事でした。

読響の華やかな管楽器群も間違いなく一役かっていたと思います。
こう言う出会いがあるからコンサートはやめられません。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
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