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ミッシャ・マイスキー(Mischa Maisky) の マーラー「アダージェット」多重録音版を聴く


ミッシャ・マイスキー
(Mischa Maisky, 1948/1/10 - )
ラトビアの人気チェリスト、クレーメル(の一年後輩)やアルゲリッチとの印象が強くて、やっている事は興味深いのですが今ひとつ食いつけない一人ですね。コンチェルトで一回行っているかもしれませんが、ソロ・コンサートはまだ聴いた事がありません。早いもので70歳になったんですねぇ。
今ですとチェロはM.ブルネロやG.ソッリマが好みですね。昔はもちろんデュ・プレですがw


Adagietto
マーラーの交響曲第5番第四楽章「アダージェット」をハープを除きマイスキーが多重録音で演奏しています。マーラーをblogタイトルにしているので聴いてみる事にしましたw

全十四曲のこのアルバムはマイスキーが子供達に贈った小曲集だそうです。興味のある方はググっていただくと色々出てきます。




アダージェット from Mahler's Symphony No.5
主要主題の第一動機はスローです。第二動機以降徐々に速めてクレシェンドでテンポを戻してきますね。中間部はメインパートが煽る様な感じが強く滑らかさには欠けるでしょう。
室内楽ver.として聴いた場合、あまりそう言う機会はありませんが、バランスが良いとは言えない気がしました。

■ その他
 2. マルチェッロ:アダージョ (オーボエ協奏曲, バッハによるチェンバロ協奏曲編)
 3. バッハ:ラルゴ [アリオーソ] (チェンバロ協奏曲第5番 第2楽章)
 4. モーツァルト:パミーナのアリア「愛の喜びは露と消え」(歌劇『魔笛』)
 5. サン=サーンス:カンタービレ「あなたの声に心は開く」(歌劇『サムソンとデリラ』)
 6. マスネ:タイスの瞑想曲 (歌劇『タイス』)
 7. チャイコフスキー:秋の歌 (四季 Op.37から10月)
 8. チャイコフスキー:感傷的なワルツ (6つの小品)
 9. スクリャービン:エチュード第11番 (12のエチュード Op.12)
 10. スクリャービン:ロマンス
 11. グリーグ:ソルヴェイグの歌『ペール・ギュント』
 12. シューベルト:ノットゥルノ 変ホ長調 D.987
 13. シューマン:アンダンテ・カンタービレ (ピアノ四重奏曲 Op.47 第3楽章)
 14. ブラームス:アンダンテ (ピアノ四重奏曲 Op.60 第3楽章)


古典は個人的には平和すぎて同じ曲に感じてしまいます.(汗) サン=サーンスやマスネ、チャイコやグリーグには情感がありました。やっぱりスクリャービンの二曲が感情の起伏があって良かったですね。最後のシューマンとブラームスはアルゲリッチ達とのクァルテットのLive (12のトリオも)です。ライヴのアプローズは不要でしょう。
このアルバムの為に演奏した1-11は優しく美しい曲が並び、ミッシャが子供達を思いながら弾いたんだろうなぁ...って感じですね。


新しいアプローチを期待したアダージェットですが、音数が少ないわりにスムーズなマッチングに欠けてしまった感があります。特別に新しい何かは??

心地よい小曲集なのでBGMでかけたら良いのかもしれません。胎教にオススメかもしれません。そんなアルバムですね。





テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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プロフィール

kokoton

Author:kokoton
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後期ロマン派以降、現代音楽とマーラー交響曲(#5, #6, #9)を中心に楽しんでいます。


[2017年12月9日]
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。




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