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ユルク・フレイ(Jürg Frey)のクラリネットで聴く『Beuger・Cage』ヴァンデルヴァイザーの"音"


ユルク・フレイ
(Jürg Frey, 1953/5/15 - )
ヴァンデルヴァイザー(Wandelweiser)楽派のスイス人現代音楽家にしてクラリネット奏者、スイス在住でクラリネットの指導もしています。Wandelweiser Komponisten Ensemble(ヴァンデルヴァイザー楽派のトップメンバーで構成されています)のメンバーとしても活躍していました。今回はクラリネッティストとしてボイガーのヴァンデルヴァイザー楽曲とJ.ケージを演奏しているCDです。

ヴァンデルヴァイザー楽派については「このblogで言う現代音楽」でどうぞ。実はこの世界は日本も頑張っていますね。


アントワン・ボイガー
(Antoine Beuger, 1955/7/3 - )
今更ジョン・ケージ(John Cage, 1912/9/5 - 1992/8/12)の紹介は不要でしょう。ボイガーはオランダの現代音楽家でフルート奏者ですね。ジャンルはヴァンデルヴァイザー(Wandelweiser)楽派で、本格的に作曲活動に入ったのは1990年代からで遅咲きかもしれませんね。もう少し知りたいのですが情報が不足です。




dialogues (silences), (1993年) / Antoine Beuger
単音が時に高く時に低くポツ…ポツ…と鳴ります。殆どは無音の空(くう)です。これがヴァンデルヴァイザーで、無音の中に現れ消える音を聴くわけです。空調を入れていると、その音に負けてしまいます。

 ★試しにYouTubeで聴いてみる?

Music for One, (1984年) / John Cage
沈黙を聴くとなれば、この人でしょう。もちろんヴァンデルヴァイザーではありませんが、言わずもがな実験音楽総本山です。晩年の作品になり、ボイガーに比べると音数も増えて音色も強音が混ざりますね。ポツ・ポツとした音の出現ではなくて引っ張る様な音色や旋律も出てきますから"音"より"曲"でしょうか。


現代音楽の中でも実験音楽ですから音楽スレスレの世界ですね。無音の中に現れる"音"を感じて味わう?わけですから旋律も調性も全く関係ない世界です。個人的にはLiveだとより面白いのですが、CDじゃ????って感じもしますかね。

ただ、静音の中に強音の出現と言ったG.シェルシの様な前衛の楽風を思い切り削って行ったらこのアルバムのケージを経てヴァンデルヴァイザーに辿り着く気もします。そんな楽しみもあるのがこの世界かもしれません。

何枚か所有しているので懲りずに紹介しますね。ヾ^^;




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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。





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