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マーラー交響曲第6番 "悲劇的" 名盤珍盤 110CDを聴き比べてみました [#3 : 41-60]


テンシュテットの4CDを中心に20CDほど聴いてみました。これで60CDになりますね。


Mahler Symphony No.6 -- 110 CDs 

 ★:名盤 (一般的にいわれている…と思う盤)
 ☆:個人的お勧め
 ㊟:とっても変わっています。(普通の演奏じゃ満足出来ない貴方にw)


 #0:4CD バルビローリ聴き比べ
バルビローリ[x4]
 #1:16CD
バーンスタイン[x3 ★☆], アバド[x5 ★☆], カラヤン[x3 (★)☆], ゲルギエフ, 小澤征爾, 井上道義[x2], プレートル[㊟]
 #2:20CD
ヴァンスカ, ダーリントン[☆], ラトル[x3 ☆], P.ヤルヴィ[x2], N.ヤルヴィ[x2 ☆], ジークハルト, セーゲルスタム[☆], パッパーノ, ザンダー[x2], ショルティ[☆], ヴィト, シェルヘン[㊟], ズヴェーデン, ノット, J.サイモン, アブラヴァネル, パク・ヨンミン
 #3:20CD 本投稿
テンシュテット[x4 ☆], シャイー[x2], ヤンソンス[x2], MTトーマス, ハーディング, 朝比奈隆[x2 ㊟], スヴェトラーノフ[x2 ㊟], セル[x2], バルシャイ, 井上喜惟, 山田和樹, クルレンツィス[★]
 #4:20CD
ギーレン[x3 ☆], シノーポリ, メータ, サロネン[☆], サラステ, ヤング, 大植英次[㊟], ボンガルツ[㊟], シュテンツ, ヘンヒェン[x2], アシュケナージ[x2], ヴロンスキー, タバコフ, シュワルツ, マーツァル, ネトピル
 #5:20CD
ブーレーズ[x4 ★☆㊟], ベルティーニ[x3 ☆], インバル[x3], ルイージ[x3 ☆], レヴァイン[x2], フェルツ, ツェンダー[㊟], ガッティ, ファーバーマン, ドホナーニ
 #6:10CD
ハイティンク[x5 ★☆], ジンマン[x2], ペトレンコ, ハーヴェイ, ワールト




クラウス・テンシュテット, Klaus Tennstedt (4録音)

マーラー振りと言われた時に個人的にまず浮かぶ好きな一人ですね。亡くなって今年で20年とは本当に早いものです。

四つのマーラー9正規録音を残しています。手兵ロンドンフィル(LPO)とセッションとライヴで3録音、ニューヨーク・フィル(NYP)客演ライヴですね。



(#1)
London Philharmonic Orchestra
[EMI] 1983-4/28,29 5/4,9


(右は1983年のセッションと1991年のライヴを含めたマーラー全集16CD)

まずはLPO首席指揮者(1983-1987)に就任した年のセッションです。


【第一楽章】
インテンポ(多分)で勇壮な第一主題からパッセージで鎮めてアルマの主題を華やかに奏でます。揺さぶりを適度に入れて快感ですね。展開部もキレのある第一楽章変奏を中心にして静を奏でるスローな挿入部、その後もコントラストが強い分、好みは分かれるでしょう。スローパートはもっそり感があるかもしれません。

【第二楽章】
スケルツォです。主要主題は一楽章第一主題の写し的に入ります。トリオでスローながら弾む様に感じるのはスケルツォらしさを生かしたのでしょうね。ここでも強いコントラストです。

【第三楽章】
主要主題は予想通りスロー、副主題もスローをキープしますが哀愁も弱めです。表情が薄いスローで間延びした感じがしますね。中間部もややギクシャクですが山場は壮大です。

【第四楽章】
スロー陰影の強い序奏から第一主題で切れ上がり、パッセージで盛り上げると第二主題は爽快に駆け抜けます。展開部以降はスローで山場を引っ張るのでくどさがあるかもしれません。行進曲や騎行のスローは厳しいですね。


強調されたスロー多用のマーラー6ですね。アゴーギクとディナーミクで、スローの静と勇猛です。

速い勇壮が強いコントラストを描きますがあくまで重心はスロー。個人的には少々スローやり過ぎの様な…






(#2)
London Philharmonic Orchestra
[LPO] 1983-8/22


セッションの約四ヶ月後のライヴですから興味は尽きませんね。LPOレーベルから後年(2009年)に発表されました。


【第一楽章】
セッションと似た提示部ですが揺さぶりは減り、速めになってスッキリとしたキレを感じます。展開部の挿入部の静も適度なスローになり、その後再現部にかけてもスローを抑えて速さに重心を移しシャープになりましたね。なんとセッションよりも1'30"以上速くなっていました。

【第二楽章】
スケルツォは速めの主要主題からトリオは控えめスローで優美になりましたね。コントラストはありますが、速め軸足で軽快です。

【第三楽章】
主要主題・副主題ともスローですが、副主題では哀愁が感じられる様になりました。感情が現れて聴きやすくはなりましたが、この楽章だけは強いスロー傾向のアンダンテです。

【第四楽章】
少しスローを抑え刺激的序奏、テンポアップして第一主題を快速に飛ばし第二主題で軽快さに広がりを見せます。展開部以降もスローの気になる揺さぶりはありますが、速さに軸足を移しているので聴きやすなりましたね。セッションより2'も速くなっていますw


上記セッションよりも軽快シャープなマーラー6になりました。落ち着かないスロー揺さぶりはあっても、速さに軸足を移して印象は正反対かもしれません。

演奏時間は大きく短縮され、色々と試していたのかもしれませんね。






(#3)
New York Philharmonic
[MEMORIES] 1986-10/23


上記3年後、ニューヨーク・フィル客演のLiveですね。NYPはズービン・メータが首席指揮者時代です。


【第一楽章】
勇壮な第一主題の少し速めのテンポに違和感はありません。第二主題も広がりのある優美さを見せて王道的提示部です。'83年ライヴに似た速めパターンですが重心が低い感じです。

【第二楽章】
スケルツォ主要主題も速めの中に落ち着きを見せる良い流れになりました。スローに落とすトリオは美しさです。このコントラストは良いですね。テンポ変化も自然です。

【第三楽章】
主要主題にも美しさが感じられる様になり、'83ライヴに似たスローな流れですがブラッシュアップされたアンダンテですね。

【第四楽章】
序奏から提示部、再現部以降、流れは'83ライヴに似ていますがNYPの音の華やかさと まとまりが一枚上手でワクワク感があります


速め主体にスローの対比が落ち着いたマーラー6です。基本は'83ライヴ(#2)と同じですがNYPとの顔合せが吉と出たのかもしれません。

MEMORIESなので録音は大幅値引きして聴く必要がありますがw






(#4)

London Philharmonic Orchestra
[EMI] 1991-11/4,7


(右は1983年のセッションと1991年のライヴを含めたマーラー全集16CD)

NYP(#3)の5年後、手兵LPOとのライヴです。1987年に首席指揮者を退き癌との闘病中でしたね。(桂冠指揮者になっています)


【第一楽章】
提示部第一主題からの流れは揺さぶりも'83セッションに戻った感じですが、演奏も練れて心地よいですね。展開部からも'83セッションに戻ったスロー揺さぶりですが、締まりがあって"もっそり感"はありません。元々勇壮パートは良いので、これぞライヴならではの緊張感の賜物でしょうか。スローはより強調され演奏時間はセッションよりも1'くらい長くなっています。

【第二楽章】
スケルツォも流れは'83セッションに近いですが、切れ味の主要主題にスローで弾むトリオの対比に磨きがかかった様です。

【第三楽章】
一貫してスローを通したアンダンテですが、主要主題の美しさはこれが一番でしょう。副主題の哀しみや中間部の明るさとの対比も聴かせてくれ、スローが生きました

【第四楽章】
スロー主体にコントラストの強い序奏、切れ味の第一主題からパッセージ、軽快な第二主題はいつもの通り。展開部以降でスローの揺さぶりを取り戻しますが、ここでは広がりを感じてスケールの大きな演奏になっています。個性が光る突撃しない行進曲も同様です。コンサート会場なら素晴らしかったでしょうね。


スローを最大限生かして 勇壮さと対比させた個性的マーラー6ですね。色々試して最後は'83セッション回帰のスローに戻っています。(演奏時間はさらに長くなっています)

テンシュテットが拘った姿がここに結実したのでしょう、今まで違和感の強かったスローが生きていますね。LPOの演奏も見事です。(最終楽章展開部の行進曲をスローに振ってくる演奏は超個性的で他に聴いた事がありません。テンシュテットは悲劇的の何を表現したかったのでしょう)





リッカルド・シャイー, Riccardo Chailly (2録音)

1953年生まれ65歳、脂の乗り切った人気指揮者の一人ですね。同じイタリア・ミラノ生まれの指揮者C.アバドの元 ミラノ・スカラ座管の副指揮者として研鑽し、コンセルトヘボウとゲヴァントハウスで名を挙げましたね。現在はルツェルン祝祭管とミラノ・スカラ座の音楽監督を務めています。もちろん私も好きな指揮者の一人ですね。

二回の録音で、アバドやバルビローリ同様に中間楽章のスケルツォとアンダンテを入替えていますね。



(#1)
Royal Concertgebouw Orchestra
[DECCA] 1989-10


常任指揮者(1988-2004)を務めたロイヤル・コンセルトヘボウ管と行ったマーラー・チクルスから第6番ですね。


【第一楽章】
とてもスローなリズムで始まる第一主題は重厚ですが、第二主題はテンポアップで軽快な優美さです。展開部・再現部もスローを基本としていて必要以上の重さも避け、イメージはスロー&シンプル軽量です。コーダは華やかですね。

【第二楽章】
スケルツォです。主要主題は第一楽章の延長線上の気配で殊更な重厚さは避けて、テンポも急ぎません。トリオもスローでシンプルですね。

【第三楽章】
主要主題は優美、決して甘美に溺れませんね。副主題(第一トリオ)も流れに逆らわず哀愁にトーンを変えています。中間部(第二トリオ)向かい優しさが溢れますね。美しく心地よいアンダンテです。(山場のパーカッションにクセが強いですが)

【第四楽章】
序奏は揺さぶり少なくスローに落ち着いて、第一主題も慌てずに締めてかかります。経過句も興奮は抑え第二主題もクールな軽快さですね。展開部も興奮よりも華やかさを感じる流れですね。再現部もテンポアップはしながら軸足は優雅です


スロー基調で洗練された華やかなマーラー6です。スローな流れをどう見るかで好みは変わって来るかもしれませんね。

個人的には前半もう少しノーマルテンポだったら素晴らしかったかと。上品な華やかさを感じるのコンセルトヘボウならではかもしれませんね。






(#2)
Gewandhausorchester Leipzig
[accentus] 2012-9/6,7,9 DVD


2005-2016年(任期途中退任)までカペルマイスターを務めた時代、映像付き(DVD, BD)音源でシャイーのマーラーが楽しめます。その中の第6番ですね。


【第一楽章】
一転して軽快で切れ味の第一主題になりました。アルマの主題もテンポは速めで情感は控えめです。展開部も締まりの良い流れと挿入部のスローとコントラストをうまく作っています。再現部は切れ味増した流れで、コーダもビシッとした流れです。なんと演奏時間は3'も短くなっていますね。

【第二楽章】
アンダンテに入替えてきました。主要主題は柔らかく でも硬質です。副主題も流れは同じで哀愁の表情変化は薄め、中間部の光が差し込む様な流れはいいですね。流れはコンセルトヘボウに似ていますが、ドイツオケらしい生真面目さを感じます。

【第三楽章】
スケルツォになりますね。主要主題は切れ味よく速いです。トリオは若干落として優美さを見せます。印象はシャープで速め、ここでも1'20"ほど短くなっていますね。ややフラットさを感じるかもしれません。

【第四楽章】
序奏はここでも揺さぶりは少なめですがスローは排しています。第一主題も流れに乗って、経過句から第二主題の流れも似ていますが基調はシャープさ。展開部・再現部は少々暴れていいと思うのですが、常に冷静なる緊張感です(ちなみにこの第四楽章の演奏時間表記はアプローズ付きなので、実際にはコンセルトヘボウより短いです)


速めで冷静な切れ味のマーラー6です。ドイツオケらしい締まりのある演奏ですね。欲を言えば何か+α、興奮や情熱、があれば良かったでしょうね。

2録音で華やかなコンセルトヘボウとシャープなゲヴァントハウス、オケの違いが楽しめましたね。共通しているのシャイーのクールさ、という事でしょうか。





マリス・ヤンソンス, Mariss Jansons (2録音)

ムラヴィンスキーの助手を務めていたラトビア人指揮者、今や人気ベテラン指揮者の一人ですね。もう一枚オスロ・フィルとの正規録音(2009)があるのですが見た事がありません。
【後日記】2019年11月30日, 亡くなられました。 RIP Jansons.



(#1)
London Symphony Orchestra
[LSO Live] 2002-11


LSO(ロンドン交響楽団)を振ったマーラー6。LPO(ロンドン・フィル)では首席客演指揮者を務めていましたが録音は残していませんね。


【第一楽章】
軽快な第一主題、アルマの主題もさっぱりとこなしています。展開部も勇壮さは弱めで平和的パート重視ですね。

【第二楽章】
アンダンテです。主要主題、副主題(第一トリオ)共に沈んだ気配でだるい感じが強いです。中間部も印象に残りません。

【第三楽章】
主要主題はさっぱりと流し、トリオも何気なくテンポダウンしてきます。気持ちが入っている感じが伝わりませんね。

【第四楽章】
序奏は少しモヤモヤ、それでも第一主題は何とか勇壮さを見せますが流れは今ひとつシャキッとしません。展開部以降もそんなバランスで、時折元気さいっぱいですが時すでに遅し。


淡白あっさりのマーラー6です。何か元気もなく魂の抜けた様な…ハンマーの音色もこもって、録音も一因?






(#2)
Royal Concertgebouw Orchestra
[RCO Live] 2005-8/22,9/7,8


2004-2015年首席指揮者を務めたロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を振ったマーラー6です。オリジナルレーベル「RCO Live」はヤンソンスが着任した年から始まりました。


【第一楽章】
第一主題は抑揚がありメリハリが付きました。アルマの主題でも情感が伝わる様になっていますね。その後も流れはLSOと同じだと思いますが明確な表情付けになりました。

【第二楽章】
アンダンテです。LSOの沈没気配から一般的な情感になって中間部も山場も明瞭です。基本的に抑え気味なのは変わりません。

【第三楽章】
切れ味が良くなった主要主題、トリオでもトーン変化を効かせていますね。

【第四楽章】
序奏の陰影付けは弱めですが、提示部は第一主題とパッセージを心地良く第二主題の穏やかさに繋ぎます。展開部・再現部では広がりの良い響きを奏でますね。


程よい抑揚で表情が伝わり, 安心して聴けるマーラー6になりました。クセを感じないのはアゴーギクよりもディナーミク主体での色付けだからでしょう。(ベースはLSOと同じで、色付けの差だと思います)

演奏も録音もこちらが上ですが上手くまとまり過ぎ?!ですかね。それがヤンソンス/RCO?!





マイケル・ティルソン・トーマス, Michael Tilson Thomas (2録音)
【後日記】2020-1にサンフランシスコ響との再録音がリリースされました。2録音を聴き比べました

M.T.トーマス(以下MTT)が25年間(1995-2020)首席指揮者・音楽監督を務めたサンフランシスコ交響楽団とのマーラー6、最後のシーズンに18年ぶりの録音が発売されました。2001年と同じく9月12〜15日のLiveからというのも面白いですね。退任後は桂冠指揮者になるそうです。



(#1)
San Francisco Symphony
[SFS Media] 2001-9/12-15


就任6年目のマーラー6です。よく知られたジャケットのマーラー・サイクルからですね。


【第一楽章】
適度な重さとテンポの第一主題、パッセージもアルマの主題もとてもスタンダード的に感じますね。展開部の第一主題、スローの挿入部、共に感情を出しませんね。再現部の激しさもほどほどに、コーダでやっと気持ちが入りますね。

【第二楽章】
スケルツォ主題から適度に気持ちが入った良い流れになっています。中間部(第一トリオ)ではスローとリズムでコントラストを付けて、木管動機(第二トリオ)はスローに揺さぶりを入れています。クールな表情のMTTらしい流れになった第二楽章です。

【第三楽章】
主要主題は優しさが伝わるスロー&ソフトな流れ、副主題の第一トリオも緩やかスローで穏やかに。中間部ではスローに明るさを表現します。全体スローキープの第三楽章ですね。やや間延び感があるかもしれません。

【第四楽章】
序奏は派手目の色付けです。モットーからテンポアップし、提示部第一主題は切れ味を加えて走り、パッセージと絡みながら第二主題はクールに静めます。展開部でも興奮は抑えて第二主題からの山場を作り、適度にパッションを加えて進みます。再現部も同様で、興奮度の高い楽章をコントロールの効いた流れにしています。


感情を抑えたクールなマーラー6です。楽章間で緩急を付けて、処々で微妙な揺さぶりを掛けますが終始クールですね。

それが物足りないと感じるかどうかは、聴き手次第でしょうか。






(#2)
San Francisco Symphony
[SFS Media] 2019-9/12-15


(CDではなく配信のみの様です)

その18年後、サンフランシスコ交響楽団2019-20退任シーズンのマーラー6です。


【第一楽章】
18年前よりも重厚さが感じられる第一主題からパッセージでは緩め、アルマの主題を大きく広げます。流れ自体は標準的ですが、アゴーギクが付いて表情があります。展開部も第一主題を切れ味よく、挿入部もスロー静での表情を感じますね。ところが再現部はあっさり、コーダも同様です。前回録音よりも表情は出ていますが、それでも淡白な印象でしょうか。

【第二楽章】
スケルツォです。主要主題は気持ち速めでシャープに、中間部(第一トリオ)は洒脱なリズムの変化を付けていますね。木管の第二トリオでの変化は薄めです。

【第三楽章】
主要主題は美しさの流れです。スローだったテンポは標準的になりました。副主題で少しスロー化させて哀愁感を強めて、流れにコントラストが付きましたね。中間部は自然な明るさの広がりになりました。この楽章は以前の録音よりも心地良いアンダンテになりましたね。

【第四楽章】
序奏はスローで抑え気味、アレグロ・エネルジコから流れ良く提示部へ入って行きます。抑えた感じの第一主題、第二主題も淡白です。展開部の両主題もそれなりのメリハリはありますが 'それなり'的。再現部は第一主題回帰からの騎行が個人的ポイントなのですが、何か一つ吹っ切れません


標準的でタンパクにまとまったマーラー6です。クールと言う感じでもなく、感情を込めると言うのでもなく、'なんとなくほどほど'的な印象ですね。

MTTという期待値と整合しないだけかもしれませんが、この曲は炸裂する感情か、もしくは抑えの効いたクールさか、どちらかの方向性が欲しい気がしてしまいます。





ダニエル・ハーディング, Daniel Harding

Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
[BR KLASSIK] 2014-3/20-22


第9・10番では素晴らしいCDを残したハーディングですが、何回も行っているコンサートでは未だに当たった事がなく個人的には相性の良くないマエストロ代表wです。
バイエルン放送交響楽団を振ったマーラー6ですね。


【第一楽章】
第一主題をやや速めに、モットーからアルマの主題は優美、コントラストをうまく付けています。展開部も速め基調で緩急よく見晴らしの良い流れですが、全体的には個性に欠けるのが残念な気がします。

【第二楽章】
アンダンテを持って来ましたね。主要主題から第一トリオはテンポにもクセのない優雅さで、中間部(第二トリオ)も同じ流れの延長上にあり、大きな流れです。

【第三楽章】
ここでもクセのない主要主題にトリオで重心の低い腰の座ったスケルツォです。

【第四楽章】
個性的な序奏も捻りよりどっかり重厚さ。提示部はややスローの堂々たる第一主題からパッセージ、自然なつながりの第二主題です。この曲のピーク展開部は出し入れの明確な大きな流れを見せてくれます。


重心の低い独オケ教科書的なマーラー6です。悪くないのですが何かワクワクするオリジナリティで楽しませて欲しい気がします。


実はFM放送録音に同年(2014年)の12/5にベルリンフィルを振ったマーラー6のLiveがあります。個性に乏しい教科書から王道へ。重心の低さを上回る地響きの様な重圧感と切れ味を示し、アンダンテでは哀愁を引き出す、表情の豊かさと強力なオケの一体感です。我儘軍団の好き嫌いは別にしてBPOサウンドでしょう。ハーディングも指揮していて楽しかったのではw
ふとカラヤン/BPOのシャンゼリゼ6番(非正規盤)を思い浮かべました。





朝比奈 隆, Takashi Asashina (2録音)

朝比奈さんといえばブルックナーでしょうが、創設者であり54年間手兵であった大阪フィルハーモニー交響楽団と2枚のLive録音を残していますね。いずれも大フィルレーベルから出ています。



(#1)

Osaka Philharmonic Orchestra
[大阪フィル] 1979-9/7


大フィル東京定期演奏会、71歳の時のライヴですね。今ほどマーラーが演奏されなかった1970年代のLiveです。


【第一楽章】
第一主題は速めで落ち着きに欠けるきらいがあります。モットーは強音で切替てあっさりと、アルマの主題は速めながら優美です。展開部も基本は速く、ディナーミクともに挿入部で落とされるくらいです。とにかく速いです!
(実は演奏時間表記25'32"は大間違いで、実際は20'56"ほど。これは提示部反復有りでは世界最速のN.ヤルヴィに迫りますね。Kaplan Foundation表記も間違っています)

【第二楽章】
スケルツォです。主要主題は標準的でくせがありません。トリオで穏やかさを見せて、後半はこのコントラストが明瞭になりますね。

【第三楽章】
アンダンテですが、主要主題は抑揚を抑えて副主題のobも流れは感情をあまり見せません。静かに流れますが演奏に今ひとつ落ち着きがありません。後半はここでも盛り上げてきます。(気になるのはテンポはそれほど速くないのに演奏時間が12'53"少しと短いです。ここでも表記12'08"は間違いですね)

【第四楽章】
序奏は出し入れは強めですが、もやっとした感じです。第一主題はリズムよく力感を見せ駆け抜け、第二主題で晴れ晴れとした表情に変えて良い気配です。残念なのはオケの技量が少し… ところがこの曲のメインの展開部になると荒れた中に情熱が溢れて炸裂します。見事に気持ちは伝わりました


突進第一楽章と情熱最終楽章の異色のマーラー6です。オケの力量も十分ではありませんし これを名盤とする事もないでしょう。

でも、指揮者とオケが一体となった最終楽章は気持ちが伝わりグッと来ます。一度味わっていただきたいですね。






(#2)
Osaka Philharmonic Orchestra
[大阪フィル] 1992-2/18


その13年後、大阪定期公演での演奏で84歳でのタクトです。


【第一楽章】
第一主題はバランスが向上しているのがわかります。モットーからアルマの主題でも落ち着いていますね。処々速いですがテンポもより一般化してその分特徴が薄まっている気もします。全体の演奏レベルが格段に上がってるのはわかります。

【第二楽章】
主要主題は速めで切れ味があり、トリオでは適度に穏やかになります。全体的には速いスケルツォになっていますね。

【第三楽章】
主要主題は美しさを増して副主題も哀愁を奏でます。演奏レベルも安定し、美しいアンダンテですが没個性といえなくもありません。中間部の揃いは今ひとつかも。

【第四楽章】
序奏は適度にコントラスト付けて第一主題はテンポアップ、第二主題でスッキリ感を出していますが提示部としてはキレがあまり良くありませんね。展開部もスローのアゴーギクがもっそり感を作り、パワーパートでも演奏の一体感にやや欠けて見晴らしがあまり良くありません。この楽章は少々残念です。


欠点も大きく減った代わりに個性・情熱も薄まったマーラー6ですね。演奏レベルの向上は明白ですが凡百に埋もれそうです。

心に残るのは(#1)の'79年盤になるでしょうか。
(録音に一部ノイズが入りますが、未発表音源なのでご愛嬌w)





エフゲニー・スヴェトラーノフ, Evgeny Svetlanov (2録音)

ロシア人作曲家の交響曲を得意としていましたね。英名記述はYevgeny表記もあります。またこの2録音の他にUSSR SOと1989年の録音も残しています。



(#1)

Russian State Symphony Orchestra
[Russian Season] 1990


ロシア国立交響楽団の音楽監督(1965-2000)を務めていた時代のマーラー6ですね。


【第一楽章】
第一主題は抑揚を付けたスロー、モットーの後の静音は大きく落としアルマの主題は華やか、スヴェトラーノフらしい揺さぶりです。展開部以降も揺さぶりは強く、勇壮なパートは素晴らしのですが間をとったパートはぼんやりです。

【第二楽章】
とんでもなく速いスケルツォ主題、強烈です。そしてトリオでは素っ気なくスローで凄いコントラストです。冗談としか思えない面白さ!

【第三楽章】
穏やかな主要主題と副主題は適度なスローで流れて美しさと哀しみを感じ、中間部では広がり山場は見事です。長いスローパートは気になりますが。

【第四楽章】
序奏はコントラストが生きています。流れに乗って第一主題から経過句は強烈高速ですっ飛び、第二主題も軽妙ながら速く強烈な提示部です。展開部も緩急がここではメリハリになっていますね。騎行は爆速、行進曲は山場は力技が溢れ、麻薬の様な危ない魅力があります。


パワーパートは暴れて爆速も見せるクセ者マーラー6です。嫌いじゃありませんねぇ。一部気になるスロー、録音にも問題?、には目を瞑りましょうw
スヴェトラーノフ節炸裂で、好みは明確に分かれるでしょうが変則好きの貴方にオススメです。






(#2)
NHK Symphony Orchestra
[キング] 1999-2/11


上記9年後、N響を振ったマーラー6ですね。


【第一楽章】
スロー堂々葬送行進曲風の第一主題、アルマの主題は優美、アクの強さは減った提示部です。展開部からも遅め堂々が基本となって揺さぶりは大きく減り、挿入部の間延び感も避けられています。

【第一楽章】
速いスケルツォには変わりませんが驚くほどではなくなりました。トリオのスロー加減も削られて、全体として速めという感じになりましたね。

【第一楽章】
主要主題・副主題共にスローでクセもありません。弱点に感じたスローも大丈夫ですが、中間部も平均化です。山場はスヴェトラーノフらしいですね。

【第一楽章】
序奏はスロー主体、第一主題も適度な速さ、第二主題も自然に流れます。展開部・再現部もクセはなくなり、まとまりが良くなってはいますね。山場もちゃんと盛上げています。


落ち着いた大人のマーラー6です。スーツをスマートに着こなした感じ?!

ロシア国立響から大きく揺さぶりを削り去ってしまい、クセがない代わりに平凡な一枚になってしまったのは残念です。決して悪い着こなしではありませんが。(客演であの演奏は難しいでしょうね)





ジョージ・セル, George Szell (2録音)

第二次大戦勃発と共に米国に定住しましたが、欧州時代にR.シュトラウスに指揮を師事していますね。クリーブランド管弦楽団の音楽監督(1946-1970年)を20年以上努めてローカル・オケから全米ビッグ・ファイヴにしたのは有名な話ですが、マーラーとなると "子供の不思議な角笛" 以外の印象は薄い気がしますね。



(#1)
The Cleveland Orchestra
[Sony (Columbia)] 1967-10


セルの手足ともなった20年目の手兵クリーブランド管を振ったマーラー6のLiveですね。


【第一楽章】
第一主題はテンポもしっかり勇壮そのもの、経過句で落としてアルマの主題はテンポを上げ甘美さを避けています。切れ味優先の提示部で、反復はカットされていますね。展開部もキレのある第一主題を中心にここでも挿入部を落としてうまくコントラストを付けています。全体速めでシャープさの効いた第一楽章です

【第二楽章】
テンポ抑え目怒涛の重厚主要主題、トリオは虚飾を廃止たシンプルさで変拍子の表情変化を生かします。見晴らしの良いスケルツォですね。

【第三楽章】
アンダンテ。主要主題は優美に、第一トリオは哀愁を、第二トリオでは広がりを。やや速めで、甘美さ情感よりも折り目正しい緩徐楽章になっています。

【第四楽章】
序奏も過度の揺さぶりは排して、快速勇壮な第一主題へ突入します。パッセージを切れ味良く、第二主題で緩やかな対比を見せますが流れは速いですね。展開部も速めで締まった流れを保持して、再現部は強烈な快速で陰影付け、コーダで大きく暗転しフィニッシュします。


速めで無用な揺さぶりを排し、芯の通った硬派のマーラー6です。妥協を許さないセルの本領発揮でしょう。

無機質・機械的?! かもしれませんが好きな演奏ですね。ですかねぇ...






(#2)
The Cleveland Orchestra
[virtuoso] 1967-10/12

SzellMahler6Virtuoso96007.jpg
(amazonに登録が無い様です)

上記Sony盤の正式録音"日"は不明*ですが、これは後に発行された同年同月のLive盤になります。同月Liveなのに第三楽章の演奏時間の違いが大きいですね。(*Kaplan Foundation 確認)

      [Sony] [virtuoso]
 第一楽章 :17'45" → 17'44" (提示部反復なし)
 第二楽章 :13'11" → 13'43"
 第三楽章:13'32" → 15'48"
 第四楽章 :28'58" → 29'22"


【第一楽章】
Sony盤同様に勇壮な第一主題からの流れでよく似た速くてシャープな第一楽章です。もちろん提示部の反復はカットですね。

【第二楽章】
スケルツォも似ていて重厚さの主題と、変拍子を生かす中間部です。

【第三楽章】
アンダンテは主要主題がよりスローな流れになり、第一トリオもその流れを引き継ぎます。第二トリオは山場の様な流れを作っています。この楽章では情感の強い甘美さを感じる流れに変化していますね。

【第四楽章】
hrが怪しいのを除けばよく似た速さと切れ味の流れに感じますw。再現部では第一主題のスローと騎行の快速がより強調されて迫力が増していますね。


各楽章の立ち位置を明確にしたマーラー6ですね。同月録音のSony盤と違うのは第三楽章で、スロー化で表情を付けた甘美な緩徐楽章になっています。

全体を通した印象ではSony盤の方がセルらしい統制感があり好きですね。最終楽章はこちらの方がパワー漲り好みですが。

同じ様な咳がノイズで入っていたり、演奏直後に同じ様にアプローズなのがちょっと気になりますね。





ルドルフ・バルシャイ, Rudolf Barshai

読売日本交響楽団
[読響アーカイブ] 1989-11/25


日本のオケに度々客演していたバルシャイが読響を振ったマーラー6ですね。


【第一楽章】
行進曲の第一主題はスローでやや緩く、アルマの主題も情感は抑えめです。展開部もややギクシャクした感じの中で第一主題を奏でスローな挿入部へと流れますが、シャキッとした感じに欠ける気がします。音はmixingにも問題があるかもしれませんが。

【第二楽章】
スケルツォは第一楽章の延長の流れの主要主題で荒々しいのは良いのですが締まりに欠けます。トリオは音量を落としますがテンポはキープされ優美さが薄いですね。

【第三楽章】
主要主題は速いく、緩徐の美しさはあっさり風味でしらばっくれているみたいです。副主題も同様ですが、中間部では明るさを見せてくれますね。全体速く「とにかく演奏したゾ」みたいな感じですw

【第四楽章】
序奏はモヤモヤ。第一主題は暴れて第二主題は表情変化が薄いです。展開部・再現部も強音パートは無闇に荒れて面白いですが静音パートは薄い情感。締まりは今ひとつですが、それでもこの楽章の苛立ちの様な狂乱パワーは面白いです。


掴み所がなく見晴らしの良くないマーラー6です。荒れるけれど締まらず、あっさりそっけない速い緩徐、最終楽章以外やる気のなさに溢れています

最終楽章は一転何かにうなされた様な錯乱状態。最終楽章だけならでしょう!!





井上 喜惟, Hisayoshi Inoue

Japan Gustav Mahler Orchestra
[JMO] 2001-11/25


井上喜惟さんのマーラー6番が出てきました。もちろん手兵のジャパン・グスタフ・マーラー・オーケストラです。第5番では理解を超えた世界を覗きましたが、ここにも驚きの発見が…


【第一楽章】
異様なほど遅い第一主題、ゆっくりとテンポを上げて経過句へ繋ぎアルマの主題は優しさ溢れる流れです。展開部でも流れの基本はスロー、再現部もスロー。スローの間延び感はなく、安定感があります。これは個性的!!

【第二楽章】
スケルツォ主題をまたもやスロー強調、でも第一主題ほどではありません。似ているのは抑揚を抑えたスローである事でしょう。それが全編通している訳ですね。トリオも当然のスローです。

【第三楽章】
アンダンテは緩徐なので流石にややスロー程度です。もちろん主要主題も副主題も陰影付けは薄くですが、中間部は明るく色付けされ山場もスローを生かしました
clが一度素っ頓狂な音を出しましたが、演奏の破綻もそのくらいです。

【第四楽章】
序奏は流石にもっさり。第一主題はアレグロ・エネルジコからの流れなのでテンポは少し戻していますね。ところが跳躍進行のパッセージで大スロー化。第二主題は標準的に鳴らし、この曲のメイン展開部は通常のテンポとディナーミクに近づけてきます。一部スロー回帰しますが、そうなると中途半端になってしまいます。そこが残念!!


個性的で不思議なマーラー6です。抑揚を殺したスローのフラット間延び感で最悪と思いきや、安定感がありしっかり流れが出来ています。

第5番にあった不成立なくらい酷い演奏ではなく十分聴けるレベルです。最終楽章もフラット・スローなら面白かったでしょう。

本オケは現在は活動はない様です。





山田和樹, Kazuki Yamada

日本フィルハーモニー交響楽団
[EXTON] 2016-3/27


人気の若手指揮者さんですが、残念ながらコンサートでの相性が良くない一人で近年全く行っていません。おしゃべりはとても魅力的ですけど。
まぁ駄耳なのでw このチクルスも一回も行っていないのですが、手頃な価格で見つけたので入手してみました。


【第一楽章】
速めの第一主題は切れ味良く経過句は自然に、アルマの主題も殊更に甘美にはしませんね。展開部も速め基本でシャープな心地よさがありますね。挿入部では適度に落としてコントラストを付けています。再現部は一層の締まりの良さを見せて、ラストの暴れ方も良いですね。

【第二楽章】
主要主題は速めで第一楽章の延長の流れを作っています。トリオでも流れを切らない旨さがあり、通して清涼感のあるスケルツォです。

【第三楽章】
主要主題はアンダンテらしいテンポ設定で甘美よりもクール、副主題(第一トリオ)の哀愁感もクールです。中間部(第二トリオ)では雲の切れ間からの光の様に、ラスト山場は大きく。過度のディナーミク/感情を抑えた流れですね。

【第四楽章】
長い序奏はスローに流れ、アレグロ・エネルジコからの歯切れの良い第一主題・行進曲を奏でて経過句から第二主題を清涼感高く入れてきますね。展開部・再現部は大きく緩やかなアゴーギクで整然とした流れを作り興奮は排しています。


ライトウェイトながら心地よい切れ味のマーラー6です。揺さぶりを抑えて、山場も適度に荒れて粘らないからでしょうか。何か一つスパイスがあったら良かった感じです。

20年後のチクルスは行って観ましょうか、私がまだ息をしていたらw





テオドール・クルレンツィス, Teodor Currentzis


MusicAeterna
[Sony] 2016/7/3-9


ギリシャ人指揮者でテミルカーノフのアシスタントから、2004年に本CDのムジカエテルナを創設し音楽監督となっていますね。この9月から南西ドイツ放送交響楽団(SWR Sinfonieorchester)の首席指揮者も務めています。


【第一楽章】
第一主題は切れ味鋭く、モットーで約束通りに落とすとアルマの主題を情感強く奏でます。見晴らしの良い提示部です。展開部も挿入部のスロー静と前後の速い切れ味のコントラスト付けを明確にしていますね。チェンジペースの際にしゃくる様な妙な揺さぶりを付けているのは気になりますが。

【第二楽章】
スケルツォです。主要主題はここでも速く切れ味、中間部は少し落として優美さを色付け。チェンジペース時の揺さぶりはしっくりきませんが。

【第三楽章】
主要主題は少し揺さぶりを感じますね。細かなアゴーギクとディナーミクを組合せた感じです。違和感が… 副主題は楽譜指示通り情感を高めます。中間部は明るさと広がりを付けています。濃い味付けですね。

【第四楽章】
気になる序奏は緩やかさ主体です。第一主題は対比させる様に締まった流れを作ります。決して暴れません。第二主題はテンポ変化を抑えて軽妙です。展開部・再現部も強音パートにアゴーギクを振って波をうまく作っています。勇壮な行進曲や騎行は締まって見事ですね。パワーが心地良い最終楽章になっています。


計算づくのマーラー6ですが、聴き終わった全体印象は少々くどいかも。

強音パートも型崩れはしませんし、スローも退屈に落ちる事もありません。静はスロー、強音パートは切れ味でファスト、アゴーギク主体のコントラストをピシッと付けています。時折気になる細かな揺さぶりもスパイス。

とは言え, 個人的にはクルレンツィスの "大向こうを唸らせてやろう" 的構成には腰が引けます…







まだまだコンドラシンなど変わったのもありますので、徐々にアップしたいと思います。


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ジャンル : 音楽





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