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ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(Hans Werner Henze)の Sebastian im traum を聴く


ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ (Hans Werner Henze, 1926/7/1 - 2012/10/27)
折衷中道的現代音楽家のH.W.ヘンツェの初期は音列技法的、中期で無調混沌風に、後期は静的に研ぎ澄まされる、いずれも機能和声をベースにするといった印象です。そしてオペラの印象ですね。


Mahler symphony no.6/Sebastian im traum
見ての通り、M.ヤンソンス/RCOのマーラー交響曲第6番の二枚組みCDの残り時間合わせに入っていました。(笑)
でも世界初演初録音(2005年12月22,23日)ですし、インプレしない理由はありませんね。



Sebastian im traum (The Dream of Sebastian, 2003-04年)
I.♩=circa 80, II.Ruhig fliessend, III.♩=66
オーストリアの詩人ゲオルク・トラークル(Georg Trakl)の詩を元にした曲です。調性感のある中に不安感や幻想的な印象を作っていますね。例によって無調ではありませんが調性が整っているわけでもありません。静的な中にクラスター的混沌が現れるのは中後期の特徴で、所々でバレエ曲風な印象があるのも同様でしょう。

 ★試しにYouTubeで聴いてみる?

適度に怪しげな調性に不明瞭な旋律、現代音楽の衣をまとった今の時代のクラシック音楽ですね。
バルトーク辺りと伍すくらいコンサートで取り上げられても良いと思うのですが。

マーラーの第6番も好演ですから、購入して損のないアルバムです。




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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。




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