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2018年4月20日 カンブルラン/読響 の「マーラー交響曲第9番」at サントリーホール

カンブルランのMahler #9とアイヴズThree Places in New Englandとなれば行かない理由が見つかりませんね。

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カンブルランのマーラーは何か仕込んで来る印象です。マエストロは今回何を企んでいるのでしょうか?

□マーラーの9番は70CDの聴き比べをインプレしています




アイヴズ:ニュー・イングランドの3つの場所

現代音楽を得意とするカンブルランのメリハリある素晴らしさが味わえましたね。頭の中のM.T.トーマス/BostonSOの繊細さが好みではありますが。
■ 第一楽章
細く幽玄な美しさよりも、緩いディナーミクを振った演奏はまるでメシアンの楽曲を思わせるカラフルさでした。
■ 第二楽章
ポリフォニーそして多変拍子を明確に打出し、ラストのトゥッティは大クラスターの迫力。まさにカンブルランの面目躍如でしたね。
■ 第三楽章
短い楽章ですが美しい動機を浮かび上がらせ、山場の迫力と対比させました。


マーラー:交響曲 第9番 ニ長調

残念ながら苦手な展開で、抑揚やスローの情感を殺した流れを感じました。オケも特定楽器が崩れ、バランスや一体感が今ひとつでは...
■ 第一楽章
第一主題冒頭のホルン(2nd?)の酷さには目を覆いましたねぇ。いきなりですからシラケちゃいます。第二主題から反復の後の第三主題も流れは厚めのフラットさでした。
■ 第二楽章
主要主題、第一トリオ、第二トリオ、全体的に特徴は薄く印象が残りません。
■ 第三楽章
驚いたのは中間部、テンポも音色も落とさず変化を付けません。それは無いよね、って感じでしたね。ラストはパワーを炸裂させてくれましたが。
■ 第四楽章
主要主題は兎に角厚め。第一エピソード弱音パートはターン音型を生かしてコーダへ方向を向けましたね。第二エピソード静音パートからコーダ、フィニッシュへは普通に落として納めました。


アイヴズが楽しめて良かったです。マーラーは個人的にはOUT!ですねぇ、ついて行けませんでした。でもオーディエンスは大喝采。またもや自分の駄耳の証明かな?!(汗)
カンブルランのマーラーは鬼門かもw





テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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カンブルランのマーラー

アイヴズは明晰でインパクトがありましたね。
カンブルランのマーラーは初めて聴きましたが、なぜか心に響くものが希薄に思えました。
どうもホルンとティンパニは終始気になりましたね。
第3楽章中間部、あれあれ、という感じでした。
終楽章のクライマックスのトゥッティでかなり濁った響きに聴こえたのですが、耳には全然自信が無いので気のせいかも知れません。
ただコーダはやはり実演でなければ本当の意味では聴けない音楽だと思いました。

確かに

あのまりさん、こんばんは。
私は6,4,7,5番と行ってきました。残念ながら感動を味わう事はありません
でした。とは言え好みの問題なのですが、今回はそれに加えてHr他金管の
問題がありました。第3楽章中間部は驚きで、私もそう思いました。
トゥッティは演奏の揃いが終始今ひとつだった事が起因しているかと。
確かにコーダは針を落としても響くコンサート会場ならではだと思います。
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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。





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