アレーナ・ディ・ヴェローナ 野外オペラ・フェスティバル2017 ヴェルディの歌劇『ナブッコ』をNHKプレミアムシアターで観る

大向こうを唸らせる派手で大げさなジュゼッペ・ヴェルディのオペラ『ナブッコ』は Arena di Verona の舞台がぴったりでしょうね。

Nabucco–ArenaDiVerona2017
(写真は公式サイトより)

演出

本物の馬や馬車が出てきたり、大きな建物を配したり、キャストの大人数配置や円形劇場の上から大量の兵士が降りてきたり、とにかく広大な舞台を最大限生かす舞台演出が魅力ですね。小細工なしの演出です。


舞台・衣装

舞台は上記の通りですが、衣装はもちろん紀元前という事はなくやや古めかしい時代的になっていますね。観ていて違和感がありません。


配役

何れにしても舞台が広すぎるので苦労が感じられました。まずは女性陣二人のsop。アビガイッレ役のS.ブランキーニは高音が伸びて素晴らしかったです、低い声は少し辛そうでしたが。フェネーナ役のN.スルグラジェは気が強い演技でした。歌はmezらしく二人のコントラストが良かったですね。
男性陣はナブッコのG.ギャグニッザは無理に声を強めずに良いバリトンの色を出していました。イズマエーレ役のR.ぺリッツァーリは、声をはりあげる様なテノールでした。ザッカリアのR.シヴェク、この舞台ではバスは厳しかった感じですね。


音楽

広い舞台と劇場に負けない様にでしょうが、目一杯派手で強音メリハリの演奏でした。まぁ、この舞台そしてナブッコという事でしょう。


一にも二にも大舞台を生かしたショーを楽しむのが、アレーナ・ディ・ヴェローナでしょう。カメラワークも素晴らしくそこは楽しめました。
「ナブッコ」や「アイーダ」はあまり好みではないのですが大舞台向きという事だけは間違いありませんね。


<出 演>
 ・ナブッコ (バビロニア王):ジョージ・ギャグニッザ [George Gagnidze]
 ・アビガイルレ (ナブッコが奴隷に産ませた娘):スザンナ・ブランキーニ [Susanna Branchini]
 ・フェネーナ (ナブッコの娘):ニーノ・スルグラジェ [Nino Surguladze ]
 ・イズマエーレ (エルサレム王の甥):ルーベンス・ペリッツァーリ [Rubens Pelizzari]
 ・ザッカーリア (ヘブライの祭司):ラファウ・シヴェク [Rafal Siwek]

<合 唱> ヴェローナ野外劇場合唱団
<管弦楽> ヴェローナ野外劇場管弦楽団 [Arena di Verona Orchestra]
<指 揮> ダニエル・オーレン [Daniel Oren]
<演 出> アルノー・ベルナール [Arnaud Bernard]


収録:2017年8月23・26日 ヴェローナ野外劇場(イタリア)



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。

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