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二期会公演 ヨハン・シュトラウス 喜歌劇「こうもり」をNHKプレミアムシアターで観る

ちょっと変則的演出の二期会公演でしたね。それもありの人気のオペレッタ「こうもり」です。

Nikikai-DieFledermaus.jpg
(写真はweb上からお借りしました)

演出

日本でも活躍する著名オペラ演出家アンドレアス・ホモキ(Andreas Homoki)による東京バージョンだそうです。いきなりアルフレードが現れたり、第二幕の途中で休憩だったり、刑務所がそのままオルロフスキー邸の延長で、イッセー尾形さんの一人芝居があるという変則が売りの様です。


舞台・衣装

時代背景らしい大道具配置に衣装(今の時代の正装?)、それはそれでこの喜劇らしいさかもしれません。細かい所では隅の道具類が斜めになったりと細工が見られましたね。


配役

ロザリンデの澤畑さんが演技・歌唱ともに魅せてくれました。アルフレートの糸賀さん、台詞のトーンがやけに軽いですが演技が楽しくテノールも良かったですね。ファルケの宮本さんは役柄らしい気配を演じてました。
以前「金閣寺」で素晴らしかった小森さん、アイゼンシュタインでは声の出が今ひとつかな。オルロフスキー公爵は青木さんのズボンで、演技より歌と見栄えが良かったですね。
話題の刑務所の看守フロッシュのイッセー尾形さん、もちろん台詞だけですが独自の一人芝居を演じましたね。過去の日本でも現地でも有名役者さんが務めることもあり、それもこの喜歌劇のポイントでしょう。
アデーレの清野さんの演技はいただけません。歌もスタミナに欠け、日本人コメディアンの様な仕草と表情、日本語が相まって"お笑芸人"、凄く残念でした。


音楽

メリハリのある演奏でしたが、流れに乗れていたのかな?


台詞は日本語、歌はドイツ語。日本語で話がわかり易い一方で、よく知られている本劇の印象を変えてしまう感じがしますね。演技も、日本人的"お笑い感覚"が一部で印象付けされて残念でした。
イッセー尾形さんの一人芝居は悪くありませんが、そこだけイッセー尾形ショーでしたねw

....なるほど、喜歌劇ではなく日本のお笑 演出の「こうもり」だったのですね。個人的には洒脱さが欲しかったです。


<出 演>
 ・アイゼンシュタイン:小森輝彦
 ・ロザリンデ:澤畑恵美
 ・アルフレード:糸賀修平
 ・オルロフスキー:青木エマ
 ・ファルケ:宮本益光
 ・アデーレ:清野友香莉
 ・フロッシュ:イッセー尾形

<合 唱>二期会合唱団
<管弦楽>東京フィルハーモニー交響楽団
<指 揮>阪 哲朗
<演 出>アンドレアス・ホモキ


収録:2017年11月22・24日 日生劇場


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
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