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2018年3月11日 サカリ・オラモ/BBC交響楽団 の マーラー交響曲第5番 at サントリーホール

今シーズンのマーラー5番、今日のオラモ/BBCに続いて三日後14日(水)にズヴェーデン/ニューヨークフィル、そして5/28日のメータ/イスラエルフィル、と続けて楽しめますね。
まずは第一弾、BBC風に言えばカリ・オラモを楽しみに行ってきました。

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英国でも活躍するフィンランド人指揮者オラモ(Sakari Oramo)、音楽監督を務めたバーミンガム市響とのLive録音が『マーラー5番:170CD聴き比べ #9』にインプレしてあり、そこには "コンサートで聴いてみたい" と。^^/
CDではクセのない王道演奏の好演でしたが、さてコンサートではどうだったでしょう。




ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18

この曲はラリードライバーの様なスリルと迫力がライヴでのポイントですが、お抱え運転手さんの様な手堅さで終始しましたね。好みの問題かもしれません。

第一楽章の主役のオケも、弾きっぱなしのピアノも、鳴りの良さをみせてくれたもののフラットに感じましたね。
第二楽章のオケも緩徐の美しさでは無く淡々とこなした感じです。pfカデンツァからの美しさを期待したのですが残念。
第三楽章も派手な第一主題と民族的叙情の第二主題でオケは抑え気味、ならば小菅優さんのピアノがもっと情熱的に振舞ったら楽しかったでしょうね。



マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

全体的にCDと良く似た王道のマーラー5番で、出会えそうでなかなか出会えないライヴだったかもしれません。
ただ何か一つ足りず、少し心残りを感じます。

第一楽章・第二楽章
主部主題葬送行進曲はスローに、第一トリオ、第二トリオはうまくメリハリを付けました。
第二楽章へはアタッカで繋げて第一主題は激しく、コントラストをつける第二主題のチェロは哀愁と王道です。
第三楽章
スケルツォはリズムよく、レントラーは優美に、第二トリオはスローの哀愁美とこの楽章の良さを引き出していました。オブリガート・ホルンも鳴り良く聴かせ、コーダは華々しく決めましたね。
第四楽章・第五楽章
アダージェットはCDより速めになって、ハープが抜けるトリオからラストでの透明感が増した様です。
アタッカで進んだ最終楽章は第一第二主題を切れ味よく絡めて第4楽章中間主題を使ったコデッタで優美に流れます。コーダからフィニッシュは見事、アッチェレランドも切れ上がりましたね。

重箱の隅を突くなら、最終楽章序奏のHrが素っ頓狂な音を立てたくらいでしょうw



BBCプロムスでの活躍等、今聴きたいユニットでオラモの真面目さが伝わる王道マーラー5番でした。スパイスが加わって味に深みが出れば素晴らしかったでしょう。

アンコール二曲はシベリウスだったけど少しプロムスっぽかったかな。

計画アンコール二曲を終えたらさっさと退場するBBCは笑えましたが、前半のラフマニノフ不発弾は残念でした。^^;




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。




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