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2017年チューリヒ歌劇場公演 マスネの歌劇「ウェルテル」をNHKプレミアムシアターで観る

オペラ「タイス」でお馴染みのフランスの作曲家ジュール・マスネ(Jules Massenet, 1842/5/12 - 1912/8/13)のオペラ『ウェルテル, Werther (四幕)』ですね。もちろんゲーテの「若きウェルテルの悩み」がベースです。

OperZürich2017-Werther
(映像はwebより)

演出

シンプルな舞台設定はギュルバカらしさでしょうね。そしてライティングストップモーションで陰影を付けています。舞台・ストーリー共に前衛性はありませんが、少し奇妙な老人を配したパートやプロジェクション・マッピングもあり 今らしいオペラにはなっていますね。


舞台・衣装

狭い舞台はバックに木製室内を一面に配したシンプルさ、衣装は現代風。舞台の密集感が気になる処でしたが。


配役

ウェルテルのフアン・ディエゴ・フローレスは演技も濃く声の延びて熱唱ですが、個人的には少し抑え気味の方がマッチする気がしましたね。もっと心象的に悩みを見せて欲しかったですね。
シャルロットも同じで第三幕はもっと鬱な気配から入っても良かったかも。


音楽

前奏曲とラストで細く美しい流れが感じられましたが、幕中では特別な印象はありませんでしたね。


熱演主体でしっくり来ない印象が残ります。間とか鬱、洒脱さがありませんでしたね。平板な舞台に展開の速さもそう感じさせたのかもしれません。ウェルテルが濃すぎ、他にも第二幕の冒頭シーンの中途半端さは何? 
そうか、このオペラがわからずハイレベルな演出にもついて行けなかったという事ですね。^^;



<出 演>
ウェルテル:フアン・ディエゴ・フローレス (Juan Diego Flórez)
シャルロット:アンナ・ステファニー (Anna Stephany)
アルベール:アウドゥン・イヴェルセン (Audun Iversen)
ソフィー:メリッサ・プティ (Mélissa Petit)

<合 唱> チューリヒ歌劇場 児童・少年合唱団
<管弦楽> フィルハーモニア・チューリヒ
<指 揮> コルネリウス・マイスター (Cornelius Meister)
<演 出> タチヤナ・ギュルバカ (Tatjana Gürbaca)

収録:2017年4月20・24日 チューリヒ歌劇場(スイス)


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。





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