アレクサンドル・クナイフェル (Alexander Knaifel) の Chapter Eight / Make Me Drunk With Your Kisses を聴く


アレクサンドル・クナイフェル (Alexander Knaifel, 1943/11/28 - )
旧ソ連の前衛音楽家としてグバイドゥーリナ、シルヴェストロフ、シュニトケらとキャリアをスタートさせましたが、1990年代以降大きく方向変換して宗教を背景にした作品を作っていますね。また多くのフィルム・ミュージックも手がけています。
チェロをムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Mstislav Rostropovich)に師事していて、本作品でもフィーチャーしています。


Chapter Eight / Make Me Drunk With Your Kisses (1993年)
Chapter Eight はチェロとコーラスの曲です。
歌詞は旧約聖書の最終章、The song of songs (The song of Solomon) の引用で、ヘブライ・ユダヤ共に愛の歌ですが、キリスト教では教会とキリストの関係を歌ったそうです。興味のある方はググってくださいね。本質の理解が難しい宗教系には深入りしません。
歌詞はライナーノートに乗っています。(英文あり)



■ "Who is this coming up from the wilderness" ■ "O that you were like a brother to me" ■ "Make haste, my beloved" ■ "You who dwell in the gardens" ■ "Set me as a seal upon your heart" ■ "His left hand is under my head"

賛美歌ですね。チェロはオブリガートで暗いトーン、しゃしゃり出る事は無く口数少なくです。通して曲調は変化に乏しくアタッカ?で繋がっていて、静かにこうべを垂れて聴くといったらわかってもられるでしょうか。"愛の歌"からイメージする様な情感は存在しませんね。
録音もワシントン大聖堂(Washington National Cathedral)で行われて、神聖な響きそのものです。

唯一"Set me as a seal upon your heart"だけはチェロの現代曲パートが存在します。3'ほどの短いパートですが、細い音色でA.ペルトを調性を薄くした様な感じです。

完全な教会音楽、賛美歌です。従ってヴォーカルは基本同一声部のモノフォニー、伴奏的にチェロが入ります。静的で美しい流れ以外の本質は宗教心がないので把握できません、残念ながら。




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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。

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