2017年10月24日 小泉和裕/都響・イブラギモヴァのバルトーク、そしてフランクの交響曲 at サントリーホール ★★☆

台風が去って久しぶりに天気もそれなりに持ってくれた東京。今日は六本木へ行ってきました。

20171024SuntoryHall.jpg

コンサート受けする二曲が並びましたね。
何と言ってもヴァイオリンのテクニックが見せどろこのバルトーク。アリーナ・イブラギモヴァはティベルギアンとの10/8三鷹に続いてですが協奏曲ではどんな姿を見せてくれるかですね。
フランクの交響曲は定期コンサートでもないと今は殆ど聴く機会がありません。でも、各楽章の構成はまだ覚えていますから楽しめそうです。




バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz.112
イブラギモヴァの印象が変わりますね。溢れるパワーで切れた弓の毛をちぎり、身体を揺さぶり髪振り乱す力演です。当然音も太くフルパワーでした。
小泉さんも、都響を鳴らしにかかるのでバルトークの微妙な味わいより力感の演奏でしたね。
ただ、視覚に圧倒されてvnの音の切れ味はよくわかりませんでしたが。
第一楽章:イブラギモヴァのvnは出だし第一主題から全開。セリエルを思わせる様な十二音全音階の第二主題も微妙な味わいは無く力感です。展開部の技巧やパッセージから再現部のカデンツァまで大暴れの演奏でした。
第二楽章:変奏主体の繊細で美しい緩徐楽章...とはいきません。テクパートでは強烈に見せにかかります。
第三楽章:アーチ構造で第一楽章的にvnテクの見せ場がいたる所にあり、イブラギモヴァのvnが唸りを上げます。とにかく驚きの力業でした。
エンディングがvnなしで終わるのは不思議でしたが…


フランク:交響曲 ニ短調
この曲はいかにも小泉さんが得意とする感じですが、結果も予想どおり。
都響もいつもの通り乱れのない好演でしたね。
第一楽章:序奏+第一主題はスローかつ重厚。第二主題と第三主題は短く感じましたが、展開部から再現部は華々しく朗々と大きく響かせましたね。
第二楽章:主部の緩徐さと中間部のスケルツォらしさは厚めでしたが、鳴りの良さがありました。
第三楽章:提示部のファンファーレから第一主題は軽やかに入り、第二主題からは重厚な音の厚みを生かして展開部の転調まで走ります。再現部は第一主題を華々しく盛り上げて、静寂からフィニッシュをビシッと決めました。




何と言ってもイブラギモヴァの稀に見る大熱演でしょう。人間は視覚に左右されますから微妙な処はありますが、良かったですね。
生でイブラギモヴァを見るのは3回目でコンチェルトは初です。コンチェルトは、今後肩の力が抜けてからが楽しみです。

小泉さんのチャイコフスキーやフランクは、大きく鳴らしてくれるので好みです。^^




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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