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2017年9月14日 上岡敏之/新日フィル の マーラー交響曲第5番 at サントリーホール ★

先月まで"2017リニューアル"で休館していたサントリーホール、再開後は今日が初でした。演目はコンサート機会の多いマーラーの5番。暑さの残る六本木です。

20170914SuntoryHall.jpg

マーラー5番は160CDのインプレもブログにあり、コンサートターゲット曲の一つです。マエストロ上岡敏之さんの2010年ヴッパータール響との好演LiveCDも#6に入っています。(もちろん事前に聴いてきました)



前半の楽曲にも少しだけ触れておきますね。古典を聴かなくなって数十年、カデンツァに何を採用しているかさえわかりませんので本当に印象のみです。(汗)
事前にスマートなポリーニ(w/アバドBPO)盤と血色の良いギレリス(w/セルCleveland管)盤を聴いてきました。

■ ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
 デジュー・ラーンキ(Dezsö Ranki)のpfは硬質で無表情、上岡/新日フィルは良い鳴りでキレがありました。
第一楽章は特に印象は有りませんが、第二楽章はラーキンの硬い音色が緩徐楽章に沿わない感じです。第三楽章はオケはこの楽章らしい音色を奏でましたが、pfの打鍵の硬さは気になりました。


マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
 7年前のヴッパータール響との個性的なスローを生かした美しさから一転、落ち着かない揺さぶりのクセモノに変身でした。(独特のアゴーギクが根底にあるのは同様です)
第一楽章葬送行進曲ではcbのピチカートや管楽器の一音を投げる様に強調します。第一トリオは暴れ、第二トリオは美しい流れなのにvnは聴いたこともない強烈なビブラートを仕込みました。第二楽章の展開部第二主題での極端な静音対応はここでもありましたが、大きなアゴーギクと細かな揺さぶりがしっくりと来ません。クセモノは歓迎ですが、落ち着かない第一部。
第三楽章、スケルツォからレントラーは速めで全体は揺さぶりと荒れです。力強さの指示はあってもこの荒れ方は不釣合で、まとまりを感じられない第二部です。
第四楽章アダージェットも速めで入りながらのアゴーギクは、座り心地の良くない椅子の様。ここでのvnの大ビブラートは考えられません。第五楽章も頭の一音をやたらと長く保持したりとクセモノぶり発揮の第三部でした。



近年のマーラー5番のコンサートでは稀に見るクセモノでしたね。もちろんクセモノが嫌いなわけではありません、シェルヘンとかマデルナ好きですから。
ただ、細かいパートを弄くり回すのは好みではありません。また、リードのtpやオブリガートhrが怪しげな音を出し、管楽器群を主として音もまとまりも????ではちょっと……ね ^^;

クセモノぶりが様になっていたのは上岡さんの指揮スタイルと、一人ノリノリ姿だったコンマス崔さん?!w





とは言え、会場はフラブラと大喝采で皆んな大喜び。やっぱり駄耳の証明かな (笑)
いろいろな演奏に出会えるのもコンサートの楽しみの一つですね。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
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