ステファン・アルバート(Stephen Albert) の In Concordiam・TreeStone を聴く

前回に続いて米現代音楽家ステファン・アルバート(Stephen Albert, 1941/2/6 – 27 December 1992/12/27)です。今回はコンチェルトと室内楽、こちらの方が前回のSymphonyより楽しめます。

In Concordiam・TreeStone / Stephen Albert

In Concordiam (1983年)
 Ilkka Talvi : Violin, Seattle Symphony, cond. Gerard Schwarz
ヴァイオリン協奏曲です。この時代のS.アルバートらしく、静的な美しさと管楽器の響きの組み合わせになりますね。vnはその間を縫って先鋭的な音色を響かせます。後期ロマン派を感じる様な全体の流れですが、これは面白いですね。

 試しにYouTubeで聴いてみる?

TreeStone (1986年)
 [Part I] I am Leafy Speafing - A Grand Funferall - Sea Birds, [Part II] Tristopher Tristan - Fallen Griefs - Anna Livia Plurabelle
 Lucy Shelton : Soprano, David Gordon : Tenor, New York Chamber Symphony, cond. Gerard Schwarz
声楽付きの室内楽です。S.アルバートは作家ジェイムズ・ジョイス(James Joyce)の作品を元にした作品が多く見られます。これもジョイスのフィネガンズ・ウェイク(Finnegans Wake)にインスパイアされ、悲劇の伝説トリスタンとイゾルデを掘り下げたそうです。
 幽玄さのある流れが主体で、調性の薄さが魅力的です。ちょっとバルトークを思わせる様な感じと言ったらいいでしょうか。声楽も音の跳躍が大きくやや前衛風、楽曲は調性の薄い鬱的流れになります。魅力的ですね。

 試しにYouTubeで聴いてみる?



前回紹介の交響曲は退屈なクラシカルでした。でも、この二曲は後期ロマン派の末裔的なコンチェルトと、微妙な調性感を生かした声楽室内楽で楽しめますね。
S.アルバートを聴くなら、絶対にこちらです!





テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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