2017年8月24日 読響サマーフェスティバル2017 ルイージ特別演奏会 の R.シュトラウス at 東京芸術劇場 ★☆

訳あって一ヶ月以上コンサートを空けてしまいました。夏の気候が梅雨の様な今年の東京、でも昨日・今日は晴れ間が出てくれました。今日は池袋です。

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ファビオ・ルイージを迎えてのリヒャルト・シュトラウス交響詩スペシャルですね。Fabio Luisiと言うと個人的にはオペラでの端正さ、マーラー5番ではアゴーギクをスロー側に振る 全体としてはジェントルな印象なのですが、読響とのシュトラウスではどうだったでしょう。

メインディッシュの「英雄の生涯」はカラヤンの3CDとシュトラウス本人指揮で事前インプレしておきました。(残念ながらルイージ盤は未所有ですが、頭の中で鳴っているのがカラヤンと言うのは問題かもw)



R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」Op.20
力感に欠けるのは残念な感じもしますが、全体としてはルイージらしいスマートなドン・ファンでした。
 冒頭のテーマは速めで、切れ味と言うよりも爽やかさを感じました。前半・中盤の2人の女性との出会いは、ルイージらしくスローに女性を表現してコントラストを見せ、後半の山場は激しさよりもスムーズ。
ラストのドン・ファンの死は、弄りようがないでしょうね。


R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」Op.40
素晴らしさは三つ [3. 英雄の伴侶]のコンマスの長原幸太さんのvn、迫力満点の[4. 英雄の戦場]、そして第1稿採用の[6. 英雄の隠遁と完成]のラスト、死を迎える英雄でした。
 [1. 英雄]はドン・ファンと似て力感よりジェントルさ。[2. 英雄の敵]の敵は速すぎで、揶揄する気配が弱いです。
[3. 英雄の伴侶]の技巧的なvn(妻)が素晴らしかったですね。クールかつ情感ある音色で魅せてくれました。オケの表情と絡みは今ひとつかも。[4. 英雄の戦場]は白眉‼︎。ルイージらしからぬw激しさで、読響の炸裂感は最高でした。[5. 英雄の業績]と[6. 英雄の隠遁と完成]は弱音の表情に欠けた感じがありましたが、ルイージが採用した第1稿は妻のvnに見守られながら英雄のhrがラストを静かに終える流れで素晴らしかったです。




個人的には、ドン・ファンと英雄の両テーマにビシッとした力強さが欲しかったですね。
でも、「英雄の生涯」の三つの良さで楽しませてもらいました。
ルイージの指揮スタイルが思いの外激しいのに驚きましたね。





【PS】ハイドン:交響曲第82番「熊」についてはインプレするだけの知見がありません。


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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