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オスモ・ヴァンスカ指揮 ミネソタ管弦楽団 の マーラー交響曲第5番を聴く

オスモ・ヴァンスカ(Osmo Vänskä, 1953)とミネソタ管弦楽団のマーラー第五番が出たので単独でインプレしましょう。
後日記「マーラー交響曲第5番 170CD 聴き比べ」にリスト化してあります。


フィンランドのシベリウス音楽院で指揮を学んだヴァンスカの同期にはエサ=ペッカ・サロネン(Esa-Pekka Salonen, 1958)、ユッカ=ペッカ・サラステ(Jukka-Pekka Saraste, 1956)、がいますね。

サロネンは来日公演の6番が素晴らしかったですが、5番はCDも残していません。サラステの5番(2013年/Profil盤) は素晴らしいですね。
シベリウスやラハティ交響楽団の印象が強いヴァンスカ、ゴタゴタがあったミネソタ管との昨年6月のセッション録音はどうだったでしょうか。


Mahler Symphony No.5 / Osmo Vanska - Minnesota Orchestra
[BIS] 2016-6

第一楽章・第二楽章
第一楽章ファンファーレからいきなりギクシャク感のスロー、おとなしい葬送行進曲、第一トリオでは表情を変えますが緩め、第二トリオは弱音で入り柔らかな印象で個性的?!
第二楽章第一主題も抑え目でギクシャク、第二主題も静音,スロー&マイルドです。展開部から再現部もマーラーの「最大の激烈さを持って」とは無縁、切れ味排除の曲者第一部です。
第三楽章
スケルツォもスローでhrはモタモタ、レントラー主題も微妙な揺らぎ、それ以降もいきなりのテンポアップとか読めない見晴らしの悪い残念な第二部です。
第四楽章・第五楽章
アダージェットは薄く細い流れで山場も抑える好みの演奏、間を取りすぎなのは別として冷たく澄んだ流れは良いですね。
最終楽章の入りのhrは間を取り過ぎ、その後は適度に主題を絡ませながら常識的に進んで(軽快感は低いですが)、展開部の山場を盛り上げ、再現部では山場・コーダを見事に〆てラストはあっさり風w。
とはいえこの第三部は1-3楽章より遥かにマシです。



スロー&マイルドと奇妙な揺さぶり、そして管楽器のギクシャク。咳払いでもして喉のつかえを振り払いたい様なマーラー5です。
一癖モノがお好きな通の貴方におすすめ、一聴の価値ありですw

ちなみにマーラーサイクルの第二弾は6番と2番が控えているそうです。危険な香りが…






テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。





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