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デヴィッド・ラング(David Lang) の Death Speaks を聴く

米現代音楽家デヴィッド・ラング(David Lang, 1957/1/8 - )の連続インプレ3CD目、代表曲の一つ「Death Speaks (2013年)」は声楽曲集ですね。

カーネギー・ホールとスタンフォード大のStanford Lively Arts(音楽を含む舞台芸術)の共同委嘱作品であるタイトル曲と、Fondation de France の委嘱になるdepartで、テーマは"死"ですね。

Death Speaks / David Lang

death speaks (2012年)
-1. you will return, -2. I hear you, -3. mist is rising, -4. pain changes, -5. I am walking
  Shara Worden - vocals, bass drum
  Bryce Dessner - guitar
  Nico Muhly - piano
  Owen Pallett - violin, vocals
  (Produced by Bryce Dessner)

代表作『マッチ売りの少女の受難 The Little Match Girl Passion (2007年)』がバッハのマタイ受難を下敷きにしたのと同様に、シューベルトの弦楽四重奏曲第14番 "Death and the Maiden" にインスパイアされた曲だそうです。
 音楽家でもあるシャラ・ワーデン(Shara Worden, known as Shara Nova)のシンプルな歌声とD.ラングの悲しみのミニマルのコラボですね。音数は少なく、vocalの影に雨音を添えるような音色です。歌詞はD.ラングによるもので、5曲ともタイトルを主文とした散文詩(の様な?)になります。サウンドはご詠歌の様な気配です。

 ★試しにYouTubeで観てみる?
  -4. pain changesになります


depart (2002年)
  Elizabeth Farnum - vocals
  Katie Geissinger - vocals
  Alexandra Montano - vocals
  Alex Sweeton - vocals
  Maya Beiser - cellos
  (Produced by Eve Beglarian)

最後を迎える人の家族に優しく心地よい環境提供の為の曲で、死に対する瞑想だとD.ラングは書いています。
 チェロのサンプリングを使ったヴォーカリーズです。ヴォーカリーズとはいえ、トーンだけでvoiceのサウンドですね。ロングトーン構成・聖的ドローンの優しい楽曲で、何となくA.ペルト(Arvo Pärt)のティンティナブリ(Tintinnabuli)を思い起こしますね。

 ★試しにYouTubeで観てみる?
  マルチ・チェロ、合唱団、それとダンスのインスタレーションver.です




D.ラングらしい哀しみをたたえた美しい音楽ですが、個人的にはそれ以上に感じられません。ここでD.ラングを3CD紹介したのは何だったのか。Bang on a Canのメンバーで一人だけ違和感が拭えないD.ラングの再確認だったのですが、結果はやっぱり…感性の無さと駄耳の証明にしかなりませんでした。




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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。




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