2017年5月16日 ブラビンズ/都響, S.オズボーン(ピアノ) で聴く英国音楽 at 東京オペラシティ ★☆

東京はこのところ天気がはっきりしません。そんな中、今日は近くて楽な初台でした。

20170516_TokyoOperaCity.jpg

都響定期B第831回は、指揮ブラビンズ(Martyn Brabbins)、ピアノはオズボーン(Steven Osborne)、英国音楽家の楽曲という英国音楽シリーズですね。
実は英近現代音楽家は、ブリテンやマクミランら一部しか馴染みがありませんが、お楽しみの一つはスティーブン・オズボーンのピアノですね。今回は素直に事前の曲確認もなしで楽しんでみたいと思います。(聴いていない曲のCDを購入して確認するのも楽しみですが...)

曲目解説は都響のページを参考にどうぞ。



青柳の堤 (1913年) :バターワース(George Butterworth, 1885/7/12 - 1916/8/5)
 A.ベルクと同い年で、享年31歳と早世ですね。英国音楽らしい長閑な風景感のある、いかにも標題音楽です。6分と短く、展開はシンプルですね。演奏もマッチしていました。

ピアノ協奏曲 (1955年):ティペット(Sir Michael Tippett, 1905/1/2 - 1998/1/8)
 日本初演だそうです。細切れで忙しない音の並びに終始し、不協和音が微妙な調性感を醸し出します。動機の反復と変奏で構成されて、他二曲と対比する絶対音楽で好みですね。
オズボーンのpfはテクニックだけではなく、音の粒立ちと歯切れの良さが素晴らしいですね。揃いの良い都響と相まってこの曲の良さを引き出していたのではないでしょうか。

ロンドン交響曲(交響曲第2番, 1920年):ヴォーン・ウィリアムズ(Ralph Vaughan Williams, 1872/10/12-1958/8/26)
耳なじみの良い旋律を次から次へとつなぎ合わせて、その主旋律に伴奏パートを組み合わせた様な全曲ですね。聴き手を不安にする様な和声や、旋律が交錯するポリフォニーの要素は皆無です。その代わりにワクワク感や沸る様な刺激もありません。
でも各楽章にロンドンの情景が振られている標題音楽ですから、それをイメージしながら都響の素晴らしい演奏に身を浸すのが楽しみ方でしょう。



何と言ってもティペットのピアノ協奏曲が素晴らしかったですね。都響の見事な演奏は陶酔性を感じましたし、ピアノとのせめぎ合いもスリルがありました。
S.オズボーンはCDのインプレで何回か紹介済みですが、印象はずっと良かったですね。次は叙情性の強い曲で聴いてみたいと思いました。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kokotonPAPA

Author:kokotonPAPA


ものずき、おっさん じいさん、わがままきまま、すきほうだい、しななきゃなおらない.

 kokotonPAPAのブログ  ホームページtop  メールtop



1.このblogで言う現代音楽
2.マーラー交響曲第5番 150CD
 (名盤・珍盤 聴き比べ)

カテゴリ
個人的お奨め度*
★   こんなもん?
★★  悪くないね
★★★ 最高です!
☆   +0.5
お友達ブログ
kokotonPAPAカウンター
unique-access