2017年3月13日 インバル/ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団のマーラー交響曲第5番 at すみだトリフォニーホール ★☆

今日は錦糸町 約1年ぶりのトリフォニーホール、曇り空は開場前には雨になってしまいました。すみだトリフォニーホール開館20周年記念、すみだ平和祈念コンサート2017《すみだ×ベルリン》との事でした。
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インバルのイメージの一つにマーラーがありますね。交響曲第5番はCDを4枚も出しているので、その印象は強いです。
近年のインバルのマーラー5番コンサートで言えば、2013年1月20日の都響との演奏は悪くありませんでしたよね。
今回は2001年から2006年にインバルが首席指揮者を務めたベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団 (Konzerthausorchester Berlin) との演奏。マーラー5番は150CD聴き比べもしてありコンサートでも好きな楽曲なので楽しみでした。



マーラー 交響曲第5番 嬰ハ短調
全体としては、オケの持つ上品なパワーに、全楽章に配された落ち着かない流れのマーラー5番でした。
微妙な変化球を投げたインバルは何を狙っていたのでしょうか。


[第一楽章] 鳴りの良いtpのファンファーレ、続く葬送行進曲は重さや陰鬱さを排して美しさも感じます 。第二主題(第一トリオ)でも本来の急速な変化は無く穏やかさでした。
[第二楽章] 第一主題は一転スピード感ですが激しさは抑え気味。第二主題ではまたもや優美さの展開です。マーラーの指示の激しさを持って、という感じではありませんでした。
第一部はお行儀の良さが前面に出ましたね 。
[第三楽章] スケルツォとレントラーに振られたアゴーギクは落ち着きません。そして第2トリオ以降はトゥッティやそれに近いパートは心地よいのですが、それ以外には微妙なアゴーギクが潜んでいました。ホルンの音は流石でしたね。
[第四楽章] アダージェットは厚みのある音色で暖色系 。そして流れの滑らかさを拒否する何かを感じました。
[第五楽章] リズミカルそして軽快に上げていきますが速め。展開部の山場、そして再現部山場からコーダはこのオケらしい上品な迫力で、ラストはアッチェレランドを効かせず速くも遅くもないバランスでした 。



例によって曲がライヴ向きなので拍手喝采、大ブラボーでした。
それにしてもインバルは足取りが軽く、随分元気に見えましたね。
主役の一つはベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団のお行儀の良い上品な音色でしたが、個人的にはもっと感情移入の強いコンサートならではの興奮が好みです。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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