2017年1月10日 小泉和裕/都響のブルックナー交響曲第5番 at サントリーホール ★☆

今年のコンサート初めは今日の都響第823回(定期演奏会Bシリーズ)で、サントリーホールです。厳密にはジルベスター・コンサートでしたが、あれは年末年始のお祭りですからw
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小泉さんの指揮は2013年4月21日のチャイコフスキー5番の素晴らしい演奏を聴いて以来です。近年は殆ど聴かなくなったブルックナーですが、マエストロと都響の重厚な音の構成が期待できそうですね。
今回は事前の聴き比べをしないで、G・ヴァント/BPO盤を数回聴いてきました。



ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 WAB105(ノヴァーク版)
 強音パートは重厚さと言うよりも華麗でな響で、この曲らしい迫力の底力が見事でした。
しかし全体としては弱音パートの表情が薄く、変化の乏しさで惹き込まれるモノを感じられませんでした。


[第一楽章]
 まずは気になった序奏の入りはあっさり。提示部の第一主題、第二主題は特徴が薄く感じました。要は弱音パートのディナーミクが弱くフラットです。聴かせ処の対位法の絡みも明確さに欠けます。管楽器主役の第三主題は華やかでした。展開部と再現部も各主題を奏でますが中強音フラットです。

[第二楽章]
 主題と副主題のロンド、副主題の壮麗感も弱いです。でもこの曲独特のピチカートの強さは感じられましたね。

[第三楽章]
 この楽章では少しディナーミクが振られ、スケルツォと第二主題レントラーはやや速めながらそれらしさがありました。トリオでは優美さがちょっと弱かったでしょうか。

[第四楽章]
 主題を並べた序奏が一番良かったかも。第三主題はもちろん豪快に山場を作りましたが、その後のコラールから展開部、再現部はやや長さを感じました。コーダからラストは当然の荘厳さ。もちろん拍手喝采でした!! 



オーディエンスの反応から見ても、指揮者と都響メンバーの反応から見ても充実の演奏。駄耳な私の好みの問題なので仕方がありませんね。f^ ^;
アーノンクールとまでは言いませんが、個人的には何か変化が欲しかったです



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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