ギャヴィン・ブライアーズの「タイタニック号の沈没 / イエスの血は決して私を見捨てたことはない」を聴く

年末最後の曲にふさわしいのかは疑問かもしれません。でも、一年の最後にこれを聴こうと思いました。
今は現代音楽家として活躍するギャヴィン・ブライアーズ(Gavin Bryars, 1943/1/16 - )の「The Sinking of the Titanic/Jesus's Blood Never Failed Me Yet」アンビエント音楽で、聴く者が自分の心と会話する音楽です。

オリジナルのレコードを購入したのは大学生くらいだったでしょう。当時ロキシーミュージックを去ったブライアン・イーノのレーベル"Obscure Records"から今でいう環境音楽として出され、そのイーノの「Music for Airports」と合わせたイメージが残っています。

The Sinking of the Titanic | Jesus's Blood Never Failed Me Yet / Gavin Bryars

タイタニック号の沈没, The Sinking of the Titanic (1969年)
 1912年に北大西洋に沈んだタイタニック号の甲板で最後まで演奏を続け、脱出する人を励ましたと言われる楽団の演奏を再現するアンビエント音楽ですね。ご存知の方も多い有名曲です。
ミニマルということですが、賛美歌(オータム)をベースにしたポストミニマルで、微分音の様なピッチの音色も挟まれます。現代音楽技法でいうWorks In Progressで、この後2回の録音がされています。LP時代の時間制約回避やその後の資料による改変をしているわけですが、まぁこの曲に音楽的理屈を付ける必要はないと思います…

この曲の気配とその場の状況を今の自分がどう聴くか、という事が全てでしょう。そういう音楽です。
 ★試しにYouTubeで聴いてみてください


イエスの血は決して私を見捨てたことはない, Jesus's Blood Never Failed Me Yet (1971年)
 個人的には、こちらを圧倒的にオススメいたします。以前再録音されたロングver.を紹介済みですので、ぜひそちらをご覧ください。m(_ _)m
 ★試しにYouTubeで是非聴いてみてください


なおブライアーズのその後の現代音楽「A Listening Room」もブログで紹介しています。



どうしても懐かしさが先立ってしまいますが、なんとなく静かに向き合ってみようとするとこれを聴くことがあります。私にとってそういう音楽です。


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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