パトリシア・コパチンスカヤ の Death & the Maiden SCHUBERT を聴く

何と言っても前回の「TAKE TWO」が楽しかったコパチンスカヤ(Patricia Kopatchinskaja, b. 1977 , vn)、新譜は弾き振りのシューベルトをメインに持ってきましたね。そして全曲"死"をテーマにした曲構成です。

メインの「死と乙女 (Death & the Maiden)」四つ楽章の間に別の曲を挟むというパターン。これは以前紹介したサルヴァトーレ・シャリーノの「Infinito Nero / Le Voci Sottovetro 」と同じです。その中にカルロ・ジェズアルド(Carlo Gesualdo, 1561-1613)が入っているのも同じですね。

Death & the Maiden / Patricia Kopatchinskaja

やっぱりシューベルトは聴いて楽しさが感じられませんでした。それがコパチンスカヤの弾き振りで個性的であってもですね。感性不足の駄耳では太刀打ちできません。
楽曲構成の間に色々とはさみ込むアイディアも、挟まれる曲はさらに古いルネッサンス期のネルミガー、ダウランド、ジェズアルドでペタッとした感じです。
ちなみにジェズアルドは殺人者です。ただ、その6.Madrigal: ‘Moro, Lasso, Al Mio Duolo’ はジェズアルドらしい不思議な調性感があって面白いですが。
このアルバムの個人的なメインはもちろんクルターク(Gyorgy Kurtag, 1926/2/19 - )です。(コンサートでは取り上げる機会があるようです)
8.Ligatura-Message To Frances-Maria は、例によって静的な音から幽幻な音色が暗く演奏されて良い流れです。9.'Ruhelos’ (‘Restless’) From Kafka Fragments は26"しかない「カフカ断章」ですが、シュプレッヒゲザングとギロギロのボウイングw 瞬間芸みたいでコパチンスカヤにぴったり、得意のパターン?!
ラストの「死と乙女 第四楽章」の主題はベートーヴェンのクロイツェルに似てるんですね。疎いので知りませんでした。

試しにYouTubeでPV?を観てみる?



このアルバムちょっと残念でした。コパチンスカヤの奔放性を生かすなら現代曲方向が面白いと思いますが、それはこっちの勝手な思いということでしょう。(汗)


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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