今更のスティーヴ・ライヒ(Steve Reich)、Music For 18 Musicians を聴く

三回続けてスティーヴ・ライヒ(Steve Reich, 1936/10/3 - )です。それなら代表作『18人の音楽家のための音楽』を久しぶりに聴きましょう。
打楽器やフェイズ・シフティング、オーグメンテーションと進んできたライヒが1974年に作った注目作で、その後カウンターポイントシリーズへと発展していきます。
表題通り18人によるアンサンブル作品です。楽器構成がいかにもライヒらしいですよね。演奏はSteve Reich and Musiciansのメンバーになります。

Music For 18 Musicians / Steve Reich

[18 MUSICIANS]
[Steve Reich] marimba, piano [Rebecca Armstrong, Marion Beckenstein, Cheryl Bensman Rowe] sopranos [Jay Clayton] alto, piano [Russell Hartenberger, Bob Becker, Tim Ferchen] marimbas, xylophones [James Preiss] vibraphones, piano [Garry Kvistad] marimba, xylophone, piano [Thad Wheeler] marimba, maracas [Nurit Tilles, Edmund Niemann] pianos [Philip Bush] piano, maracas
[Elizabeth Lim] violin [Jeanne LeBlanc] cello [Leslie Scott, Evan Ziporyn] clarinets, bass clarinets


1.Pulses - 2.Section I - 3.Section II - 4.Section IIIA - 5.Section IIIB - 6.Section IV - 7.Section V - 8.Section VI - 9.Section VII - 10.Section VIII - 11.Section IX - 12.Section X - 13.Section XI - 14.Pulses

11のセクションを始めと終わりのパルスで挟んだ構成で区切れ目はありません。パルスは例によって高速単一リズム反復で、楽器・ヴォーカリーズ共に同リズムで流れます。それを下敷きにして、11のセクションそれぞれの固有旋律が反復で乗っていくという、ライヒらしい音世界が綴られます。その反復旋律(動機?)はカラフルで煌めきがあり、ヴォオーカリーズと楽器の音色が最大限活かされています。
IIIAでの多重の音数での厚みのある響き、パルスに立ち戻った様な陶酔的なIV、フェイズ・シフティング的なV、対位法・ポリフォニー風のVIII、がいい感じですね。

 ★試しにYouTubeで観てみる?
 コンポージアム2008 スティーヴ・ライヒの音楽 Tokyo Opera City, May 21 2008 のライヴ。ライヒ、アンサンブル・モデルン他の豪華メンバーによる素晴らしい音です!!


所有盤は同録音が含まれる「Steve Reich Works 1965-1995 (10CDs)」になります。以前入手したものですが、全貌が望めますね。

・・・・・

これがスティーヴ・ライヒだ、という音楽ですね。高速単一パルス音反復に、メロディーラインの反復が重なるライヒのミニマルの完成系でしょうか。
後は「Double Sextet/2x5」を紹介するといいかなと思います。一息入れてからですねw



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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