スティーヴ・ライヒ(Steve Reich)の Sextet | Music for Pieces of Wood | Clapping Music を聴く

前回に続き今更シリーズwのスティーヴ・ライヒ(Steve Reich, 1936/10/3 - )です。これは新録音になります。どうも気になると続けて購入するのが癖ですね。^^ゞ
これはライヒの打楽器音楽をLondonSOのパーカッション・アンサンブルが取り上げたものになります。'70年代初頭はライヒがアフリカやバリの打楽器音楽・リズムを取り入れていた時代で、このアルバムの2曲がその年代の作品になりますね。

Sextet, Music for Pieces of Wood, Clapping Music / Steve Reich

1. Clapping Music (1972年)
 12ビート単一リズムのフェイズ・シフティングの楽曲で、ガーナのAfrican bell-rhythmsが元になっているそうです。クラッピングと言う事ですから手拍子だけの3分半の曲です。フェイズ・シフティングがうまく聴きとれません。

2. Music for Pieces of Wood (1973年)
 5人の奏者がウッドブロックと拍子木でA, B, C#, D#, そしてオクターブ上のD#を打ちます。Clapping Musicの発展系で、早いビートの単一リズムをバックに異なる拍子のリズムが重なります。ポリリズムとまではいきませんが、リズムで作られたポストミニマルですね。

3-7. Sextet (1985年)
  I. Crotchet = 192, II. Crotchet = 96, III. Crotchet = 64, IV. Crotchet = 96, V. Crotchet =192
A-B-C-B-Aパターンの各楽章はテンポとコードがそれぞれ引き継がれながら展開します。奏者は4人がマリンバ, ヴィブラフォン, バスドラム, アンティークシンバル, タムタムを、2人が2台のピアノとシンセサイザーを担当します。
pfの単一リズムをベースにして各楽器がポリフォニー・ポリリズムで展開されていきます。各打楽器の音色を生かし上記二曲に色彩を加えた様な楽曲で、速い単一リズムでの構成が改めてライヒのベースであることを認識させられますね。ただこの曲ではベースのリズムもスローにも変化させたり特殊奏法も活躍させたりと懐が広くなっています。この時代のライヒらしい構成で、一番楽しいですね

試しにYouTubeで観てみる?
 LSOによるダイジェスト版です。Neil PercyはLSOの首席パーカッショニストですね。


・・・・・

音程のない、もしくは薄い、打楽器音楽として聴いたら欧エクスペリメンタリズムやM.ゴードン(BOACメンバー)のTimberの方が面白いでしょうね。Sextetが入っていて救われます。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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