ケイト・ムーア Kate Moore の Dances & Canonを聴く

イギリス生まれのオーストラリア人 現代音楽家ケイト・ムーア(Kate Moore, 1979 - ) はオランダで活躍中ですね。オーストラリアで学んだのち、オランダでルイ・アンドリーセン(Louis Andriessen)らに師事しています。
何と言っても一番興味深いのは米Bang On A Canのメンバー、デイヴィッド・ラング(David Lang), ジュリア・ウルフ(Julia Wolfe), マイケル・ゴードン(Michael Gordon)にも師事している事ですね。
実はBOACのアルバム「Big Beautiful Dark and Scary」で紹介済みです (本アルバムとのギャップが大きいですが)。アンドリーセンも入っています。

彼女が幼少期を過ごしたオーストラリアの自然の景観landscapeとサウンド環境soundscapeが元になっていると言っていますね。それをピアノで表現するようになったそうです。

全てピアノ曲、そして良くも悪くもECMサウンド。そこがけっこう分かれ目の音楽です。ピアノはムーアが信頼を置くサスキア・ランクホールン(Saskia Lankhoorn)になります。

Dances & Canons / Kate Moore

多重録音含めたピアノ曲構成ですが、殆どはドビュッシーを思わせる幽幻な和声のアルペジオ主体の楽曲が並びます。静的であり、透明感のあるポスト・ミニマル。退屈の極み……で…す…
昔のキース・ジャレットのSolo Concertを思い出しました。(ピアノ・トリオのavant-garde系は好きでしたが)

毛色が違うのは次の二曲。緩急を交えた 6.Joyでの微妙な和声展開には表情変化があり、室内楽にしたら面白そうです。7.Sensitive Spotは『数学的正確さの電子リヴァーブの中で "human sense of delays" を創造するのが目的』と本人が言っている様に、ハイテンポ多重録音の中に確かに妙な和声のズレや陶酔感がありますね。(どこかで聴いた様なミニマルだろぅ、と突っ込まれると困りますがw)

 ★試しに"Canon"をYouTubeで聴いてみる?
  ピアノの多重録音で、ドビュッシーらしさはありません

・・・・・
残念ながら美的センスや感性に疎い駄耳には縁のないピアノ音楽でした。T_T


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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