2016年5月18日 クリスチャン・ヤルヴィ/都響 で聴くアルヴォ・ペルトとスティーヴ・ライヒ at サントリーホール ★★

初夏の良い天気になった東京。定期コンサートで六本木まで行ってきました。
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クリスチャン・ヤルヴィ(Kristjan Järvi)といえば、お兄さんがN響のパーヴォ(Paavo Järvi)、お父さんがネーメ(Neeme Järvi)の指揮者一家が浮かびますね。お兄さんとお父さんの指揮の違いは頭にありますが、クリスチャンの指揮はありません。楽しみにしていました。

取り上げられたのが現代音楽で、マニエリスムのペルトとミニマルのライヒ。そして現存の作曲家であり、指揮者本人とも親しいという事がポイントでしょう。これは気持ちの入り方も違うでしょうね。
ただ、両者ともに苦手な(機能和声)方向の現代音楽ですねぇ。おまけに なぜか古い年代の選曲です。さて、どうだったでしょう。

◇ ペルト :フラトレス~弦楽オーケストラとパーカッションのための(1977/91年)
 パーカッション一人の弦楽曲ですね。徹底した弦楽の変奏と反復、静的な旋律は宗教的でまさにペルトの世界そのもの。神聖にしてヒーリングです。ちなみに打楽器は時折リズムを刻む程度です。

◇ ペルト:交響曲第3番(1971年)
 より古いこちらの方が出し入れの強さがあり聴きやすい管弦楽曲ですね。北欧風な気配とペルトらしい宗教風な感じが交錯します。
殊更にティンティナブリ様式を意識する必要もありません。演奏は悪くありませんが、曲に馴染みがなく摑みどころがありません。
これは父パーヴォに献呈された楽曲だそうですね。

◇ ライヒ :デュエット~2つの独奏ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための(1993年)
 小弦楽団と第一第二vnソロの美しいミニマル
ですw

◇ ライヒ:フォー・セクションズ(1987年)【日本初演】
 大編成オケにWピアノandキーボード、Wヴィブラフォン、Wマリンバのミニマルです。
三つの打鍵盤楽器?が入るパートでの色彩感の凄さは格別でしたね。また二台のピアノの上にそれぞれ置かれたキーボードが、一つの和音をループ処理する様な感じで長音処理していましたね。そこも音の厚みを生み出して素晴らしかったです。
最後はラベルのボレロ風で盛り上がりましたし、都響もいい音を出していました。
この曲に★★☆、他の三曲でマイナス☆....って感じかな。ヾ^^;

・・・・・
ペルトの二曲目は古いのでまだ助かりましたが、一曲目や三曲目は辛いですね。最後の曲でミニマルの苦手意識が少し薄らいだ気がします。
K.ヤルヴィに対してはもう少し聴いてみたいですね。


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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