2016年4月24日 山田和樹 / 読響 の チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」他 at 東京芸術劇場 ★☆

東京は葉桜になりましたが、今年はどうも天気が安定しません。春爛漫の好天気が続いて欲しいですね。今日は雨上がりの池袋、東京芸術劇場です。
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それにしても山田和樹さんは人気ですね。席は9割以上埋まっていました。でも実は山田和樹さんの指揮で良い好みの演奏に当たった事がありません。そこで今回は 派手でお馴染みの三曲が並んだコンサートを選んでみました。オケも読響で、二日連続同演目の演奏会ですしね。これならはっきりわかると思います。

1. オネゲルパシフィック231
 短い曲ですがオネゲルの代表曲で、重厚さでお馴染みですね。
入りから強さを感じるフラットさが気になりました。ラストはトゥッティで固まりながらの迫力で良いのですが、前半は調性の薄さの反復や変奏を味わい処。でも、そうは行きませんでした。

2. グリーグピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
 第一楽章の派手なpf、小山実稚恵さんはカデンツァでも最終楽章でもヴィルトゥオーゾな演奏を見せてくれました。少々歯切れ良くない感じもしましたが、向いていますね。
ただオケはここでもフラットです。演奏は悪くないので、山田さんの考えるグリーグなのでしょう。
曲自体が派手なので、ラストは締まりますが何か特徴的なもの、一味が足りない様な...
お隣の方はあくびしてました。

3. チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 Op.74「悲愴
 事前のヤルヴィ/シンシナティSOのインプレでも書きましたが、頭の中にあるのはムラヴィンスキー(1960年DG盤)ですね。
第一楽章、第1主題と第2主題の冒頭はとてもスローでしたね。休止を挟む展開部からは迫力なのですがややモッサリ、でも再現部でのエモーショナルさは良い流れでした。
第二楽章のワルツは軽さはなく、湿度の高い重い感じでしたね。
第三楽章はスケルツォ風から行進曲なのですが、入りのスケルツォはともかく、その後の行進曲は歯切れが今ひとつ。クライマックスはティンパニーがリズムを刻むのでOK、その迫力が良かったですね。
第四楽章は 緩徐からの情感を緩やかに、が好みなのですが違いました。
でもここで素晴らしい演奏に出会えました。入りの緩徐は暑くるしかったですが、その後は情感のこもった最終楽章でした。

読響は良かったですが、珍しく管楽器に時々乱れがありましたね。第一クラリネットは後半で楽器の具合が悪くなり、ちょっと困った事をやったのがザンネンでした。

・・・・・
山田和樹さんは、エモーショナルなパートが素晴らしいのでしょうか。強音パートは暑くるしいフラットさを感じられましたが。今日の楽しさは、悲愴の最終楽章でしょうね。あの曲の一番厄介なパートを楽しめました。
マーラーの第9番は聴きに行ってみよう…か…



テーマ : クラシック
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