パトリシア・コパチンスカヤ Kopatchinskaja の Take Two は楽しさいっぱい!!

なんやかんや言いながら結局買ってしまいました。コパチンスカヤ(Patricia Kopatchinskaja, b. 1977 , vn)の「TAKE TWO~ヴァイオリンと2人で コパチンスカヤ&フレンズ」 です。
今まで何枚かコパチンスカヤは紹介済みですが、現代音楽展開のこれがやっぱり注目作品でしょうね。CDケースサイズの厚いブックレットになっていて、各曲の思いが本人により綴られています。(英訳・仏訳 付き) CD本体は、その本の最後のポケットに入っています。

ジャケット写真の彼女の顔のペインティングは娘アリスによるものです。ブックレットによると このDuoの企画もアリスの夢からもう一人の声で思いついたそうです。本の中には二人の会話やアリスの絵も含まれて、そしてこのアルバムはアリスに捧げられています。

TAKE TWO / Patricia Kopatchinskaja

題名通り、全曲コパチンスカヤのvnとのデュエット曲で全24曲74'を超えます。
まずは二人のヴォイスとピチカートのvn、いきなりの尖った前衛Overclockers 5でビックリですね。ホリガー作のSpring Dance (Unsteady) は無調のキレキレvnがすごいです。The Grasshopper and the Ant... もclとの前衛ですが、題名の様な子供と一緒に遊ぶかの楽しさが溢れます。Cuatro fragmentos de luz は語りとvnとの組合せで Mauricio Soteloの楽曲ですが興味津々。Overclockers 1ではコパチンスカヤの超絶技巧が光ります。Pièce pour violon et clarinette ではclとの攻めと引きの強烈な駆引きと鬩ぎ合い…と、ピックアップしてもきりがありません。

面白い現代曲中心の構成ですが、その間にはバロックが時に現代的変奏を絡めながら出現します。10'を超える2曲、Sonata representativaFrom partita No. 2 in D Minor もバロックですが、前者はヴォイスや特殊奏法等々で独自展開しながらネコやネズミが出て来て楽しさ溢れます。最高ですね。スタンダードに演奏を楽しむなら後者でしょう。

試しにYouTubeで観てみる?
TAKE 2 のOfficial Album Trailerです。楽しい! お勧め!!


・・・・・
Duoの各演奏家や構成は割愛しますが、コパチンスカヤのvnと息もピッタリで楽し過ぎます。
キレキレのvnや楽しさ溢れる解釈と自在な演奏を味わえる現代音楽ヴァイオリン曲アルバムです。一昔前ならパブリッシュされる事の無い作品かもしれません。この楽しさこそがコパチンスカヤでしょう


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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