2016年2月12日 カンブルラン/読響 の マーラー交響曲第7番「夜の歌」at サントリーホール ★☆

少し暖かくなりましたでしょうかねぇ、立春を過ぎてから。今日の六本木一丁目も真冬の寒さではなかったですね。
サントリーホール 20160212_SuntoryHall.jpg

マーラー第七番のコンサートは、'14年3月23日のシャイーと手兵のゲヴァントハウス管が手の内にした素晴らしい演奏以来です。国内オケとしては期待値の大きいセット、シルヴァン・カンブルランと読響がどう聴かせてくれるのか楽しみでした。
結果はマーラー第7番らしくないマーラー第7番?!

◇ マーラー:交響曲 第7番「(通称)夜の歌」
第一楽章は、この楽章でしか使われない小型チューバの様なテノールホルン、その主題が象徴的なのですが、前半にある調性の弱い展開に焦点を当てた為か不安定さが強いです。でも後半からフィニッシュにかけては流麗で華々しい素晴らしい展開でした。結果的にこの楽章が一番良かったです。
一つ目の「夜の歌(Nachtmusik I)」第二楽章と第三楽章スケルツォは消化不良気味。独特で微妙なテンポ変化は不安定さと違和感を拭えません。そうなると二楽章の入りのホルン二人の破綻も余計に気になってしまいます。
ギターとマンドリンの音色が主役の第四楽章「夜の歌(Nachtmusik II)」は室内楽的な流れも出てましたが、ここでも違和感を感じました。もう一つの主役はホルン、これはもっと鳴らしてもいいですよね。
最終楽章は物議ある華燭な展開なのですが、この楽章で感じた大きな流れと細かい流れ両者のアゴーギクの振りがこの楽曲全体に仕込まれているようです。それが不安定感の元でしょう。
聴き慣れたはずのパートが馴染みません。ラストは物の見事に決めてくれましたが...

明らかに主張する何かを感じた演奏でした。カンブルランの狙いは何だったのでしょう。
変化球は球すじを見極められて楽しめますが、魔球を投げられたらお手上げです。慣れれば変化球かもしれませんが。

(レコーディングしていたようなので球すじが見極められるかもw)

休憩前の曲、個人的には時間調整分でNachtmusikからみ、とってつけた様なアイネ・クライネ・ナハトムジークは必要なかった気がします。それだったらカンブルランは仏本国やEUでは現代音楽の指揮で著名ですから、現代曲を取り上げて欲しかった処です。(賛同者は少ないでしょうがw)


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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