2016年1月27日 ダウスゴー・新日本フィル / マーラー 交響曲第5番 at サントリーホール ★★★

一気に冬らしい寒さがやってきましたが、今日は寒さが緩みましたね。六本木一丁目ポカポカ陽気?!に感じました、って言うと大げさですが手袋は不要でしたねw
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マーラーの交響曲第5番は個人的なコンサート ターゲット曲、指揮者やオケの個性を楽しむ為に出かけています。今回のポイントはトーマス・ダウスゴー(Thomas Dausgaard)が、この曲の録音を残していないと言う事ですね*。デンマークを代表する人気指揮者、個人的にもファンです、のタクトがどう振られるのか とても楽しみなコンサートでした。
(この曲のCD聴き比べ140枚は以下です)
http:// マーラーの交響曲第5番 聴き比べ 140CDs
*Kaplan Foundation MAHLER DISCOGRAPHY による (net版による非正規盤確認も含め)

◇ マーラー / 交響曲第5番
情熱の伝わる演奏が、管楽器の弱さを補える素晴らしさでした。
第一楽章の出だしの強音パートでこれはきっと素晴らしいだろうと感じましたね。重厚さを抑えた葬送行進曲は美しささえ感じさせて、表情を転換する強烈な第二主題(第一トリオ)に繋げます。
白眉だった第二楽章。マーラーの指示通り、迸る猛々しさが見事‼︎ この楽章と最終楽章のフィニッシュが良かったですね。
でも第三楽章スケルツォではオケの金管楽器が馬脚を現し、不安定で締まりに欠ける音を出してしまいました。
第四楽章アダージェットでも弦楽群は甘美さを避けたクールな演奏でしたがハープが強く、静音の美しい弦五部の音色を殺してしまいました。
最終楽章は徐々に上げて、というよりも初めから切れ味良く走り半ばの山場は抑えめにコーダへ向かいます。後半の山場を荒々しく盛り上げ、駆け上がる様にフィニッシュへ。アッチェレランドをビシッと決めて大喝采です。
ここには、コンサートならではの情熱を実感させてくれる物がありました。マーラーの5番はそれなりに聴いているので好みがはっきりして難しくなってしまいます。でも、ダウスゴーは見事期待に応えてくれましたね。
NJPの管の弱さは目を瞑りましょうw

前半のモーツァルトにも一言触れておきましょう。今日1/27は生誕260年の記念日だそうですから。
◇ モーツァルト / 交響曲第35番 『ハフナー』
こういう機会以外で聴く事のないモーツァルト。この曲を聴いたのは過去の事で N.マリナー盤のカチッとしたイメージです。本来ピリオドじゃないの??などと言った事も今や昔、残念ながら興味の範疇ではありません…
第一・四楽章でやや早いテンポで流麗に、そして現代的な色合いを見せてくれました。特に第一楽章でそのダウスゴーらしさを感じられて良かったですね。

新年からNJPを続けて観たのですが、やや疑問を感じてしまいました。個人的な好みの問題かもしれませんし、自分の駄耳のせいかもしれませんが…
とは言え、今年は S.カンブルラン/読響 と A.ギルバート/都響 のマーラー5番もあって、期待値が増したかも。そんな事を考えて南北線から新宿線へ乗り換えて帰宅しました。

もう一つ目を瞑らないといけない事が。最前列でのひどい酔っ払いはやめてほしいです。


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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