ザルツブルク音楽祭2005 歌劇「椿姫」をNHKプレミアムシアターで観る

10年前のSalzburger Festspiele 2005 から、ヴェルディのオペラ代表作の一つ「椿姫 La traviata」ですね。ヴェルディ作品は音が派手過ぎであまり好みではありませんが。

初めに放送された本年度2015ザルツブルク音楽祭のアンネ・ゾフィー・ムターですが、痩せて老けましたねぇ。(近年の日本公演には行っていませんでしたので驚きました)
でもvnは相変わらずトゲトゲしくムターらしかったです。ムーティとVPOも情感の強い演奏で応えていましたね。好みではありませんが、良かったです。


番組としては多少今更感の10年前「椿姫」です。
ザルツブルク音楽祭2005 歌劇「椿姫」

ポイントは、今を代表する歌姫アンナ・ネトレプコ(Anna Netrebko)34才の若き美しい処が見られる事でしょうね。
舞台のシンプルさがまず目に付きますね。左右に広がった飾り気のないステージに小物を配置するだけです。全幕ともにこのパターンで通されています。
衣装は現代風でスーツとドレス、ガウン。第一幕のネトレプコの赤いドレスと白い椿の花は印象的です。
演出は大胆淫らな?ヴィオレッタのポーズもあったりしますが今の時代の演出の範囲を超える特殊性やアヴァンギャルドさはありません。流れは今ひとつ。最後はちゃんとヴィオレッタは亡くなってくれますw
唯一グランヴィルくらいでしょうか。

配役では主役二人でしょう。アルフレードのロランド・ビリャソン(Rolando Villazon)は第一幕は冴えませんでしたが、二、三幕では実力を見せ付けて素晴らしい高音の伸びを見せてくれました。そして何と言ってもヴィオレッタのネトレプコ。コロラトゥーラも見事にこなして伸びのあるソプラノを随所に聴かせてくれますね。この頃はプロポーションも美しく美貌が光りますね。まぁ今の方が肉体共々艶があるとは思いますが。ヾ^^;
他では出番はそれなりにあったアルフレードの父ジェルモンのトマス・ハンプソン(Thomas Hampson)も、添え物的にそれなりでした。

有名な「乾杯の歌」では二人ともこの曲らしさに欠ける気がしましたが、カーテンコールではネトレプコに対して観客総立ちスタンディング・オベーションでした。
まさにネトレプコの為のザルツブルク音楽祭2005 椿姫ですね。それ以上でもそれ以下でもない様な…

<出 演>
 ヴィオレッタ: アンナ・ネトレプコ
 フローラ: ヘレン・シュナイダーマン
 アンニーナ(ヴィオレッタの女中): ダイアン・ピルチャー
 アルフレード: ロランド・ビリャソン
 ジョルジョ・ジェルモン(アルフレードの父): トマス・ハンプソン
 ガストン子爵: サルヴァトーレ・コルデルラ
 ドゥフォール男爵: ポール・ゲー
 ドビニー侯爵: ヘルマン・ヴァレーン
 グランヴィル(医師): ルイージ・ローニ

<合 唱> ウィーン国立歌劇場合唱団
<管弦楽> ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
<指 揮> カルロ・リッツィ

<美 術> ウォルフガング・グスマン
<演 出> ウィリー・デッカー


2005年8月7日 ザルツブルク祝祭大劇場(オーストリア)

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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