インバル / 都響 のマーラー交響曲 第10番 を聴く

このコンサートは行ったので、当日のインプレが残っています。CDは発売と同時に買ったのですが、半年以上たった今やっと聴いてみようと思いました。
http:// インバル・都響 2014年7月20日 サントリーホール

ホールと録音(CD)では印象が異なる事が当然ありますね。部屋の問題を別にしても録音スタッフが完成(音の構成)に加担している訳ですから。
このインプレは録音のインプレです。コンサートとはどう違ったのか、自分でも興味がある処です。
第10番は然程興味がありませんので、過去には3CDの聴き比べしかありませんね。
http:// マーラー第10番 S.ラトル、D.ハーディング、W.モリス 聴き比べ

やや流れが速く感じる第一楽章ですね。この楽章は第9番から繋がる様なアダージョが好きですが、ここではアゴーギク・ディナーミク共に強く 彫りの深い演奏になっています。もう少し静的に調性感の薄さが感じられる方が好きです。16分くらいでのトゥッティに近い音出し、それに続くパートはより調性感が薄い演奏が良いと思うのですが。
第二楽章のスケルツォは優雅と言うよりも重厚・勇壮です。調性が薄いパートも、その良さが演奏に隠れる感じです。優雅なスケルツォに調性の薄さを生かした後半、とはいきません。残念ながら。
とても短い第三楽章 プルガトリオは明確に"角笛"です。でも、ここでも長閑さよりも重さ、ですが。
第四楽章もスケルツォなのですが、シャープです。肩肘張ってます。
最終楽章が第一楽章と並んでこの曲のキーで、好みはクールな静的展開です。もちろん澄んだ透明感は無く、感情を思い切り込めた息苦しさです。(笑) とにかく全体に力んだ力のこもった演奏で、聴いていて疲れますね。

演奏も録音も良く、重厚と切れ味の演奏です。単純に好みの演奏でないと言うマーラー10番でした。
古い人間にとってはマーラーの第10番は、やっぱり9番の後に続く流れのアダージョ(第一楽章)です。





テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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